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新しい憲法を制定する推進大会 石破総裁「改憲発議は国会議員の責務」
2025年5月23日

超党派でつくる「新憲法制定議員同盟」は5月23日、都内で「新しい憲法を制定する推進大会」を開催。わが党から石破茂総裁、麻生太郎最高顧問、古屋圭司憲法改正実現本部長が党是である憲法改正の実現に向けて力強く決意表明しました。
石破総裁は「憲法はあるべき国の形を示す国家の基本法だ。現状にそぐわない部分、不足している部分については果断に見直しを行っていくことが重要」と述べ、具体的な項目として自衛隊の明記と緊急事態における国家機能の維持を挙げました。その上で「主権者としての権利を行使していただくため、論点や具体的な改正案を折に触れて国民の皆さまにお示しをする。それこそがわれわれ国会議員の責務だ」と力を込めました。
ビデオメッセージを寄せた麻生最高顧問は、わが国の安全保障環境の急激な変化や大規模自然災害の発生等を踏まえ、「緊急事態条項の創設はわが国にとって喫緊の課題」と述べました。
古屋本部長は「時代の変遷に合うように憲法を改正していくことは世界の常識だ」と述べ、衆参の憲法審査会に条文案の起草委員会を設置するべきとの考えを示しました。