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石破総裁「憲法審と連携し道筋付ける」 憲法改正・国民運動委員会タスク・フォース会議
2025年2月20日

党憲法改正実現本部は2月20日、新しい役員体制になって初めてとなる憲法改正・国民運動委員会「タスク・フォース会議」を開催。会議には石破茂総裁が駆け付け、党是実現のため、衆参憲法審査会の議論と国民世論の醸成を車の両輪として強力に推進していかなければならないと訴えました。
この中で石破総裁は「立党70年になったが、いまだに憲法改正が実現できていない。言いっぱなし、聞きっぱなしではどうにもならない。憲法審と同本部がきちんと連携をしながら憲法改正の道筋を付けていきたい」と強調。憲法審での議論に当たっては、昨年9月に同本部が論点整理を取りまとめた自衛隊明記と緊急事態対応を優先させるべきとの認識を示した。その上で「この2つで終わりではない。その先に何があるのか、わが国が独立主権国家としてやっていくためにはなにが必要なのかということを国民の皆さまに示していかなければならない」と強く訴えました。
また石破総裁は「主権者たる国民にとって、憲法改正がいかなる意味を持つものなのかということを熱情を込めて話していけば、理解していただける方は必ずいらっしゃる」と述べ、全国を11ブロックに分けて研修会等の開催を主導するタスク・フォースの意義を重ねて強調し、出席議員にさらなる協力を求めました。
この日の会議では、国民世論の醸成に向け、研修会等の開催をさらに推進していくことを確認しました。古屋本部長は憲法改正への正しい理解が重要との認識を改めて示した上で「石破総裁の下でしっかり取り組んでいきたい」と述べました。