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「国民の命と生活を守る武道館1万人大会」
岸田総裁と中谷副本部長が決意表明
2024年5月30日

「感染症と自然災害に強い日本を!国民の命と生活を守る武道館1万人集会」が5月30日、都内で開かれました。
会場には全国から医療界や経済界等の関係者が参集。医療従事者らによる意見表明が行われたほか、感染症や自然災害等に迅速に対応するため、現行憲法に緊急事態条項を規定すること等を求める大会決議を万雷の拍手をもって採択し、各党に決議文が手交されました。
わが党からは岸田文雄総裁と中谷元憲法改正実現副本部長があいさつしました。岸田総裁は「憲法改正は国会が発議するものだが、最終的には主権者たる国民の皆さまが国民投票で決めるものであり、主役は国民の皆さまだ」と強調。「社会が大きく変化する中で、国民の皆さまに選択肢を示すことは政治の責任だ」として、国会発議に向けた具体的な議論が前進するよう全力で取り組むとしました。
大会決議に盛り込まれた緊急事態条項の創設については、「平素からさまざまな事態を想定し、準備をしておかなければ、いざという時に対応することができない」と述べました。
他方、「国会での議論を加速させていくためには、憲法改正を求める国民の皆さまの声が大変重要だ」とも語り、対話集会等を通じた国民世論の醸成にも積極的に取り組む方針を示しました。
中谷副本部長は「現行憲法には緊急事態条項がなく、(災害が発生したときに)特例法をつくったり、一般法の問題箇所をふさぐような対応しかできていないというのが現状だ」と指摘。「緊急事態に際しては、国家の責任と権限を明確にし、平時から緊急事態のルールに切り替える概念を憲法に定めることが必要不可欠だ」と述べ、緊急事態条項創設の必要性を強く訴えました。