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岸田総裁「国民に選択肢を示すことは政治の責任」
新しい憲法を制定する推進大会

2024年5月27日

超党派の国会議員らでつくる「新憲法制定議員同盟」は5月27日、都内で「新しい憲法を制定する推進大会」を開きました。
韓国を訪問中の岸田文雄総裁はビデオメッセージを寄せ、「社会は大きく変化しており、、現実的にも憲法改正は先送りのできない課題だ」と主張。「時代にそぐわない部分、不足している部分については、果断に見直しを行わなければならない」と訴えました。
このうち、武力攻撃や大規模自然災害など、緊急事態下の国家機能維持は「今まさに国民に問うべきテーマである」と強調。「国民に選択肢を示すことは政治の責任だ。社会が大きく変化する今だからこそ、われわれは政治の責任を果たしていかなければならない」と力を込めました。
各党代表によるあいさつでは、古屋圭司憲法改正実現本部長が衆院憲法審査会の議論の状況に言及しました。審査会でわが党は4項目の条文イメージ(たたき台素案)などを提示していますが、緊急時における国会機能維持については5会派が条文作業の起草作業に入るべきとの意見で一致していると説明。「国民投票に向けて堂々と前進していきたい」と決意表明しました。
大会では「速やかに条文案を起草して国会に提出した上で、国会の使命を果たすべく憲法改正案を国民に示し、国民主権最大の発露である国民投票の実施を果たし、一刻も早く憲法改正を実現しなければならない」とする決議を満場一致で採択しました。

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