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衆院憲法審査会 改憲と国民投票は並行議論を
2021年12月16日

衆院憲法審査会が12月16日開かれ、わが党会派の議員が憲法改正の必要性と議論の推進を強く求めました。
岸田政権発足後初めての実質的な審議となった同審査会では、各会派の代表者による意見表明に続いて、森英介会長の指名を受けた議員が意見を述べました。
わが党会派を代表して意見を述べた与党筆頭幹事の新藤義孝議員は「政局から離れ、与野党が国民のために憲法改正を進めていくという憲法審査会のあるべき姿を引き続き追求したい」と決意表明。一部野党会派が国民投票法の議論を優先すべきと主張していることを念頭に、「憲法審査会を通じて多岐にわたる論点を整理して国民に分かりやすく提示していくことは国会の責任だ」と述べ、憲法改正と国民投票法の議論を並行して進めていくべきとの見解を示しました。
その上で「国民の関心と期待がますます高まっていることを実感している」と語り、できるだけ多くの会派が参加して憲法改正原案の作成に着手すべきと主張。4つの「条文イメージ(たたき台素案)」については「今後の議論のアイデアを提示したものであり、議論の中で活用してほしい」と述べました。
この後の討議では、わが党会派から船田元、西村康稔、山田賢司の各議員が意見表明を行い、自衛隊の明記や緊急事態条項の創設の必要性などを訴えました。