日本薬剤師連盟若手会員との意見交換会を開催

日本薬剤師連盟若手会員と青年局との意見交換会を行いました。

中曽根康隆青年局長は冒頭挨拶の中で、「薬の専門家として日本の医療制度を支える薬剤師の皆さんの声を受け止め、働く環境の改善につなげていく。今日いただいたご意見を政策として形にできるよう、青年局として全力で取り組んでいく」と決意を語りました。
日本薬剤師連盟川田哲幹事長からは、「薬価改定の影響で薬局経営は非常に厳しい状況にある。この現実をぜひ知っていただき、青年局の先生方に力を尽くしていただきたい」と思いのこもったご発言をいただきました。

現場の最前線に立つ薬剤師の皆さまからは、薬価改定による経営の厳しさについて3割の薬局が赤字という深刻な状況、またそれにより賃上げが困難な現実など、切実な声が多く寄せられました。
また業務効率化に繋がる薬局のDX化の必要性や、薬局が都市部に集中し地方で足りない偏在の課題など様々な角度から議論が交わされ、多くの示唆を得られる有意義な時間となりました。