青年局ニュース
ないものはない~離島からの挑戦~
島根県海士町の地方創生関連施設を視察
2018.02.23

2月22日~23日、「竹島の日」記念式典出席のため島根県を訪問した鈴木馨祐青年局長、佐々木紀・滝波宏文両青年局長代理、武井俊輔青年副部長、田村琢実中央常任委員会議長(埼玉県連青年局長)は、隠岐諸島にある海士町を訪れ、山内道雄町長との意見交換や、国の様々な補助金制度を活用した施設の視察を行いました。
意見交換会では、山内町長が「地方創生というが、地方は本当の危機感がなく、国の支援制度を使いこなしていない」、「これからの行政は稼ぐことが求められる」 と語り、鈴木青年局長は「海士町は離島という厳しい条件の中でメディアにも取り上げられるほどの自治体。日本にとって、地域地域で良い事例をさらに作っていくことが大事で、全自治体とはいかなくとも、1つでも多くの自治体が競争力を持てるように国もサポートを行っていきたい」と応えました。
ほかにも、離島から鮮度を落さずに海産物を出荷出来るようにした特殊冷凍(CAS)施設見学、Iターンの若者が新しくおこした事業や隠岐諸島唯一の高校の生徒数回復について説明を受け、海士町の「超人口減少・超少子高齢化・超財政悪化」という、まさに日本の課題そのものに立ち向かう皆さんが「ここでの挑戦が日本の未来を切り拓く!」との気概を持っていることが伝わり、訪問した青年局役員にとって大変大きな刺激となりました。





