女性局ニュース
第26回政策ミーティング

3月24日、第26回政策ミーティングを開催しました。
今回は、本田顕子女性局長が「オーバードーズと女性の健康」と題して講演し、司会は鈴木英敬女性局政策部長が務めました。
本田局長は冒頭、セルフメディケーションの必要性に触れ、軽度な体の不調は自分で手当することで、自発的な健康管理や疾病予防を促し、医療費の削減にも寄与すると強調しました。
そして、市販薬の過量使用や乱用といった「オーバードーズ」の背景には、生きづらさがあると指摘した上で、社会全体として対策を講じ、オーバードーズに陥らない、過量に使わせないようにするために、法律改正も視野に入れて検討していると述べました。
また、高校生の約60人に1人が市販薬の乱用経験があるとの調査結果を踏まえ、学校教育においても薬物乱用防止に関する指導が必要だと訴えました。
質疑応答では、たばこや洗剤の誤飲や動植物の毒などにあたった場合の情報提供窓口である「中毒110番」等について質問が寄せられました。

