候補者データ
いしば しげる
石破 茂
衆議院議員
選挙区:鳥取県第1区
当選回数:8回
生年月日:昭和32年2月4日
出身地:鳥取県八頭郡八頭町(旧郡家町)

- 昭和54年 3月
- 慶応義塾大学法学部 卒業
- 昭和54年 4月
- 株式会社三井銀行 入行
- 昭和58年 1月
- 株式会社三井銀行 退行
- 昭和61年 7月
- 衆議院議員初当選(第38回総選挙)、以後8期連続当選
- 平成 4年12月
- 農林水産政務次官(5年6月まで
- 平成 8年 1月
- 衆議院規制緩和に関する特別委員長(8年9月まで)
- 平成10年 8月
- 衆議院運輸委員長(11年10月まで)
- 平成12年 7月
- 農林水産総括政務次官(12年12月まで)
- 平成12年12月
- 防衛総括政務次官(13年1月まで)
- 平成13年 1月
- 防衛庁副長官(13年4月まで)
- 平成14年 9月
- 防衛庁長官(16年9月まで)
- 平成19年 9月
- 防衛大臣(20年8月まで
- 平成20年 9月
- 農林水産大臣
- 平成21年 9月
- 自由民主党政務調査会長(23年9月まで)
トピックス
推薦人一覧
- 推薦人代表
- 鴨下一郎
- 選挙責任者
- 梶山弘志
- 推薦人
- 石田真敏/後藤田正純/齋藤健/田村憲久/平将明/竹本直一/橘慶一郎/谷公一/中谷元/永岡桂子/山口俊一/山本拓/石井浩郎/片山さつき/小坂憲次/佐藤正久/中西祐介/三原じゅん子
所見
独立主権国家に相応しい憲法創る
日本は国難に直面しています。昭和の終わりころから平成にかけて平和で治安が良く、望めば教育、医療が受けることができる夢の国をつくった。
しかし、繁栄の前提となった冷戦構造と高度経済成長が崩れてからも何とかなると考えてきてしまい、その行きつく果てが今の日本でした。
今、国の主権、領土、財政、社会保障などはこのままいけばどうなるのか。今まで正しいと思っていたことを変える勇気、実行力を持たねばならない。
私は憲法を改正したいと思っています。今の憲法では日本は独立国家とは思えない。
前文に「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」とあるが、外国に自国の安全と生存を委ねる国がどこにあるのか。さらに、国家緊急事態について憲法のどこを読んでも書いてありません。だから、独立主権国家に相応(ふさわ)しい憲法を創っていきたい。日本は日本が守る。そのことを国民に正面から語らねばならない。
外交・安全保障で高い理念を持つとともに、日本は何ができて、何ができないのかを知らねばならないと考えている。朝鮮半島で動乱が起こっても、今の憲法の下では自衛隊は邦人救出に行くことができない。国民が苦難に遭遇した時、助けに行けない国が本当に国民を大切にする国なのか。
そして、国家安全保障基本法をつくり、厳格な文民統制の下に集団的自衛権の行使を可能にし、国をあげて安全保障に取り組む。また、具体的な方策を提示し、国会議員、政党の責務として法律をつくり予算を確保していきます。
経済、財政、地方、雇用、社会保障を立て直していかねばならない。内需、外需を拡大する方策は明らかです。それを一つひとつやっていくしかない。さらに、経済を活性化するため税制を変えていかなければなりません。
社会保障は本来の機能を取り戻し、本当に困っている人に十分に行き渡るようにします。
また、消費税率を引き上げる環境を整えることに全力を尽くさなければならない。消費税が今後の経済に資することを説明する責任があります。
そして、農林水産業の面で日本はこの上ない資源を持っています。今まで十分にその資源を生かすことができなかった責任を痛感している。農林水産業の力を最大限引き出し、可能な限り邪魔をしないようにする政府を目指していきます。
自民党が下野した理由は、国民と共に泣き笑う政党でなくなったからです。今の自民党があるのは地方で支えてくれる党員・党友の方々のおかげです。こうした方に納得してもらえる自民党に生まれ変わりたい。
耳に心地よくないことでも語る勇気、そうだと共感していただける真心を持っている自民党となり、日本再生の責務を担っていく考えです。