開催日:平成27年11月20日
講 師:新藤義孝 衆議院議員
テーマ:「地方創生と経済好循環の実情」
対 象:J-NSC(自民党ネットサポーターズクラブ)の皆様
11月20日(金)、第58回まなびとプロジェクトが開催されました。今回は、J-NSC(自民党ネットサポーターズクラブの皆様を対象に、講師に総務大臣を務められた新藤義孝衆議院議員を招いて、「地方創生と経済好循環の実情」というテーマで講座が行われました。
新藤議員からは、「自民党・安倍内閣が推進している柱に、『地方創生』『一億総活躍社会の実現』『少子高齢化対策』『女性活躍』更に『国土強靭化』とあるが、これらは全部、連携しているものだ。私が総務大臣当時に手がけて予算化した政策が、その後、高市大臣や石破大臣に引き継がれ、具体化されつつある。地方創生についても、地域の実情に合わせて特色のある事業を募集した。そして国で審査をし、了解された自治体に対しては、従来とは別に交付金の上乗せが図られている。つまり、地方創生事業のためには、インフラ整備が必要。そして安心安全な環境がなければ人は集まらない。しかし、そのことが国土強靭化につながる。また、徳島県での事例だが、高齢者が2000万円もの所得を稼ぐような自治体もある。そこでは皆、iPADを使うなどの通信インフラが整った結果、高齢者も元気に働くようになっている。こうした取り組みの集大成が、一億総活躍社会の実現へとつながる。国、霞が関の官僚は縦割りだと批判されるが、そうではない。法律に基づいて官僚達は政策を実行しているにすぎず、各政策を点検し、無駄を省きながら省庁を横断するような類似な政策を実行するのは政治の仕事だ」と、詳細なデータを駆使しながら分かり易く説明されました。当日は、予定時間を超える程の闊達な議論が行われました。