開催日:平成26年5月30日
講 師:三原じゅん子 女性局長
テーマ:「守ってあげたい命をかけて」
対 象:J-NSC(自民党ネットサポーターズクラブ)の皆様
5月30日(金)、第49回まなびとプロジェクトが開催されました。今回はJ-NSC(自民党ネットサポーターズクラブ)の皆様
を対象に、党女性局長を務める三原じゅん子参議院議員を講師に、「守ってあげたい命をかけて」と題して講演を頂きました。
三原議員からは、「私は自身がガンを患いました。その後、同じような体験をされた方々の支援や患者団体の皆様の悲痛な声を聞く活動を行って参りました。しかし、自分の当時の立場では限界を感じ、何とか、ガン患者の皆様、そのご家族の皆様の声を国政の場に届けたい一心で、4年前、自民党は野党でしたが、その門を叩きました。当時の大島幹事長からはなかなか公認が貰えずに、7月11日の選挙でしたが、5月の中旬にようやく35人中35番目で公認を頂きました。その間、多くの先輩の先生方に支えられて4年があっという間に過ぎ去りました。
今、働き盛りの方々がガンに罹り、告白して治療を続ける中に、6割の人が解雇や退職など職を失う現実が、この日本なのです。欧米では当たり前のことなのですが、日本では、ガン患者の登録制度がございませんでした。ようやく昨今、ガン登録法が成立しました。党派は違いますが、民主党の山本孝史議員がご自身もガンでありながら、命を削って『ガン対策基本法』の策定に尽力されてきてから、1歩1歩進んできました。今後も党派を超えて、ガン患者の皆様のために尽力して参ります。
また、党の女性局長として、安倍総理も常々発言されておりますが、成長戦略の要は、何といっても女性の社会進出なのです。GDPの75兆円を女性が稼いでいる。安倍総理自身も2030という数字、2020年には指導的立場の女性を30%にすると明言されましたが、数字を示すことは勇気のいることです。そうした側面を全面的に支えて参ります。しかし、負の側面もございます。子育てに疲れノイローゼになり、結果、幼児虐待等の社会問題にも取り組んでまいります。3世代同居が当たり前の地域では、出生率も高く、共働きの率も高い。こうしたところにこれら諸問題のヒントがあると思います」と述べられました。
その後、ガン、子育て、出生率向上等について、参加者と闊達なディスカッションが行われました。