開催日:平成26年3月27日
講 師:石破 茂 幹事長
テーマ:「『決められる政治』と『良く機能する行政』を実現するために何が必要か」
対 象:異業種勉強会「フォーラム21」の皆様
3月27日(木)、第46回まなびとプロジェクトが開催されました。今回は、異業種勉強会「フォーラム21」に参加されている皆様。講師に、石破幹事長を迎え、「『決められる政治』と『良く機能する行政』を実現するために何が必要か」というテーマで講演とディスカッションが行われました。
石破幹事長からは、「国民は政治や政治家を信用していないと言われるが、では政治家は国民を信用しているのだろうか?あれこれと行うことは選挙を意識して主張するが、あれはできない。社会保障はこのままでは破綻すると、真実を主張できているか?私は、初当選が中曽根総理だったが、以来、25年で19人の総理が大臣が代わった。これで国内外から政治を政治家を信用してくださいと言えるのか?そうしたつけ、先送りの結果が、自民党は駄目だ。不誠実だということで政権交代が行われたと思う。そして民主党政権があまりにも酷かったので、自民党に戻ったわけだ。従って、自民党が終わればこの国が終わると思っている。今、衆議院は小選挙区なので、自民党候補が嫌だから別の候補にとなると他党となる。そうあってはならないので、自民党の国会議員は最低限の質を整えていきたい。風頼みで当落が決まる風潮は、決して国民のための政治とはならない。そして今、社会保障のみならず、農業も過疎地も含めて、日本の国そのものが持続するのかどうかの判断が迫られていると思う。もう先送りは許されない。常々言っているが、国民に対しては『勇気と真心をもって真実を語る』以外に方法は無い。そして国民も、現行憲法で定められている『唯一の主権者』なのだから、真剣に国のあり方を考えてもらいたい」と述べられました。