開催日:平成25年11月25日
講 師:越智隆雄 衆議院議員
テーマ:「今後の政治・経済のあり方」
対 象:中堅・若手による政策勉強会の皆様
11月25日(月)、第44回まなびとプロジェクトを開催いたしました。今回は、中堅・若手による政策勉強会に所属する皆様が参加され、中央政治大学院副学院長を務める越智隆雄衆議院議員を講師に、「今後の政治・経済のあり方」について講座を行いました。
越智議員からは、「自分は福田赳夫が祖父、康夫が叔父、父親も衆議院議員という家庭で育った。自然と政治家になろうと考えていた」と議員になる動機を話されました。更に、「ここ10年くらい、国会では衆参のねじれが生じ、決められない政治の風潮、民主党政権の相次ぐ失政で、大幅に国益を損ねてきた。安倍総裁が選ばれ、昨年の衆議院、今年の参議院と自民党が大勝したが、このことは単に政権が交代したという意味だけではない。安定した政権、安定した議会を背景にすると、国際交渉等でも有意に働く。そして、大きな国家目標に向かって、政治や行政がスムーズに動いていく結果をもたらす。そこで今、自民党・安倍政権は、デフレ脱却に邁進しているが、世界に例のない『財政再建』と『景気の安定』の二律を同時に行おうとしている」と現状を解説されました。
最後に越智議員からは、「東京オリンピックの開催が決定し、2020年までの目標はできたが、今後、50年、100年を見据えた国家目標の策定も重要だ。私は、特に若い人たちに2050年の国家像をイメージし、そこに向かって今、何をすべきかを考えたもらいたい」と述べられました。