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まなびとプロジェクト

第38回まなびとプロジェクト(講師:丹羽雄哉衆議院議員)を開催しました

投稿日:2013.06.07

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第38回まなびとプロジェクト(講師:丹羽雄哉衆議院議員)を開催しました
第38回まなびとプロジェクト(講師:丹羽雄哉衆議院議員)を開催しました

第38回まなびとプロジェクト(講師:丹羽雄哉衆議院議員)を開催しました
第38回まなびとプロジェクト(講師:丹羽雄哉衆議院議員)を開催しました

開催日:平成25年5月31日
テーマ:「2025年への提言−保健・医療・福祉の今後の方針」
対 象:未来の保健医療福祉を考える異業種勉強会

 5月31日(金)、第38回「まなびとプロジェクト--異業種勉強会との交流--」が行われました。未来の保健医療福祉を考える異業種勉強会の皆様。講師には、厚生労働大臣、党社会保障制度調査会長等を務められた丹羽雄哉衆議院議員を迎え、「2025年への提言−保健・医療・福祉の今後の方針」をテーマに講演を頂きました。
 
 講演の中で丹羽議員からは、「何故、2025年なのか?それは少子高齢化がピークを迎える年だ。それに伴って、見直すべき点は見直すことが大切。2005年からは既に、出生者数と死亡者数が逆転し、年に2万人死亡者数が多い『多死時代』に入り人口減少傾向となっている。また、2015年には団塊の世代が全て65歳を超える。10年後の2025年には65歳以上の人口が2900万人から3600万人へと増える。団塊の世代は全員が75歳以上となり、後期高齢者人口が、1400万人から2400万人に増加する年だ」と、21世紀に入ってからの各年代の背景を詳細に解説して頂きました。
 続いて丹羽議員からは、「昨年秋、税と社会保障の一体改革が自・公・民で合意し、そのために消費税を8%、そして10%へと引き上げるための関連8法案が成立した。この財源は、4K費と言われる社会保障への使途が明確に決められている。そこで、社会保障制度はどうあるべきか?社会保障は国民に安心感を与え、持続可能なものでなければならない。そこで社会保障の給付と負担のために『6つの提言』(1)医療費高騰の是正、(2)治療重視から予防重視へ、(3)持続可能な高齢者医療費制度、(4)社会全体で次世代支援、(5)介護保険の見直し、(6)アジア発の新薬を世界へ」と2025年に向けての提言を披露されました。
 講演終了後、出席者から様々なテーマについて、闊達な議論が行われました。

文責:中央政治大学院事務局

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