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まなびとプロジェクト

第35回まなびとプロジェクト(講師:野田聖子総務会長)を開催しました

投稿日:2013.02.06

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第35回まなびとプロジェクト(講師:野田聖子総務会長)を開催しました
第35回まなびとプロジェクト(講師:野田聖子総務会長)を開催しました

第35回まなびとプロジェクト(講師:野田聖子総務会長)を開催しました
第35回まなびとプロジェクト(講師:野田聖子総務会長)を開催しました

開催日:平成25年1月30日
講 師:党総務会長 野田聖子 衆議院議員
テーマ:「家族が育つ国であるために国民と政治は何をすべきか?」
対 象:フローレンス(若手医療職が集う団体)

 平成25年1月30日、第35回「まなびとプロジェクト--異業種勉強会との交流--」が行われました。参加者は医療関係の職業に就く団体「フローレンス」の皆様。講師には、党総務会長を務める野田聖子衆議院議員を迎え、「家族が育つ国であるために国民と政治は何をすべきか?」をテーマに講演を頂きました。 
 講演の中で野田総務会長からは、「私自身が歩んできた体験が、日本が抱えている問題そのものなのです。私が国会議員として一貫して取り組んできた専門分野は少子化対策、人口減少問題です。そこで皆さんの協力を得て政治とコミットできる様な土壌を作っていきたいと思っています。
 皆さんには私の歩んだ道を歩んでもらいたくないのです。学校教育の場では、母子共に安全に妊娠・出産できる女性の年齢は、18歳~26歳ということを教えていません。このことを知っていれば、ライフプランが大きく変わっていたかもしれません。不妊治療に頼らずに自然と妊娠・出産できることが究極の少子化対策なのです。きちんとこの時期に自然と妊娠・出産が出来るような社会構築、その環境を整えるのが私たち政治家の努めです。皆さんもそのような社会を構築するための努力をして頂きたい。その事がこれからの少子化対策の一番の鍵だと思います。
 日本は本当に素晴らしい国家です。しかし普通に生まれてきた幼児の死亡率が高いことも問題です。なぜならば小児科の数が足りない。これからの少子化対策を考えた時に、特に救急救命の現場には小児科医を必ず置くこと。日本は重篤な病気を抱えた子供の命を救える先端医療が整っている一方で、多くの健康な子供の命を簡単に失ってしまう国家でもあることに気付いて頂いて、そうした観点から、小児科医を増やす国家を作ることが、少子化対策の質の面でも重要だと考えます。不妊対策を行うのではなく、不妊治療の必要性がいらなくなるような国家を作る。そして子供を作ることは、血を分けた子供だけではなく、他人の子供でも家族として堂々と育てられる寛容さを持った国家を皆さんと一緒に構築していきたいと思います。可能性は無限大なのですから」と述べられました。
 講演後、参加者からは、「最近の若者は、恋愛や結婚が面倒臭いという者が多い現状がありますが、そうした事ももっと国会で取り上げてもらいたい」「若い人の体力の衰えが問題だ」との指摘や「不妊治療で女性側の準備が整っても、男性が会社を休めない」等の問題や、「晩婚化が叫ばれている中、堕胎数やその低年齢化についても対策を講じるべきだ」等の質問や意見が闊達に参加者の皆さんから寄せられました。

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