参加者の感想
H.H.さん
現在、メディアを通じ、「日本は財政危機に瀕している」というメッセージがさかんに発信されています。しかし、財政には素人の私たちには、「そもそも、健全な財政状況とはどのようなものを指すのか?」「そこからどの程度乖離している状態なのか?」という全体像が掴めず、私たちだけで議論をしようとしても空中戦になってしまうことがしばしばでした。
今回、林議員、古屋学院長という、第一線で活躍されている政治家の方から直接お話を伺えたことで、財政の全体像と、目指していくべきゴールをクリアにすることができました。一般市民には耳の痛い話も含めて、事実に基づいた、ロジカルな論旨を展開されていたので、専門知識のない私たちにもすっと理解できたのだと思います。
同時に、現状を打開するためには、私たち一人一人が財政問題を「自分事」として捉えなければいけない、と感じました。「分かりにくいから」、「明るい話ではなさそうだから」、といった理由で問題から目を背け、官僚や政治家の方々に解決を委ね切ってしまうことが、問題の解決にとって一番の足かせになると思います。