
- 宮崎県
- 開催
- 2022年11月 8日
- 講 師:
- 第1講義:元幹事長 石破 茂 衆議院議員
第2講義:女性局長 松川るい 参議院議員
第3講義:前内閣総理大臣 菅 義偉 衆議院議員
- テーマ:
- 第1講義:地方創生
第2講義:日本のあるべき外交・安全保障政策
第3講義:時局講演
11月8日(火)9日(水)、自民党宮崎県連青年局が主宰するニューリーダー育成塾「ひむか」第12期国政視察研修を実施しました。
党本部研修では、始めに中央政治大学院学院長の有村治子参議院議員より「リーダーとは何か」これからお話される前内閣総理大臣や党の役職を経験された方、されている方のお話が聞ける事はすごいことであり、その方々のどのような所がリーダーシップなのだろうか、どうしてリーダーシップポジションにおられるのか、という目で見て聞いて頂くと、ひとつひとつの講義がより面白くなるとご挨拶を頂きました。その後、総裁室の見学やオリエンテーションで自民党の歴史を学んだのち、3講座を行いました。
第1講座は元幹事長石破茂衆議院議員より「地方創生」をテーマに講演を頂きました。
資本主義が発展していく為にはどうしたら良いか。人口が増える事、金利が適切に設定される事、贅沢な物が欲しいと思う事が必要であり、経済が発展しないと医療、介護、年金を支えることができない。今、地方創生を本気でやらないと潰れてしまう。地方創生のポイントは「今だけここだけあなただけ」と言う、特化した商品を作る事が必要だとお話しされました。
第2講座は女性局長松川るい参議院議員より「日本のあるべき外交・安全保障政策」をテーマに講演を頂きました。
今、外交問題、安全保障問題が多く紙面に書かれている。国の運営を考えたときに全て大事だが、外交そして安全保障は国として独立し、かつ平和でいられる事に直結する重要な分野である。外交は何なのか?国と国との関係を調整し、日本の国益を増進したり、護る事、また国の立ち位置を有利にしたり、信頼する外交をする事である。安全保障問題については日本周辺の抑止力を高める事が必要で直接対話する事が必要だとお話しされました。
第3講座は前内閣総理大臣菅義偉衆議院議員より「時局講演」をテーマに講演を頂きました。
ロシアによるウクライナ侵攻などにより世界中で物価上昇が続いている。日本は資源の少ない島国であり、いつエネルギーがどうなるか分からないのが過去の歴史でもある。2050年カーボンニュートラルを国会で宣言したが、こうした事に力をいれる最高の機会と捉えて、経済の体制を強固に築き上げていくきっかけになれば良いと思う。また、日本の農林水産品は非常に評価が高く、技術もどんどん進んでいる。将来も非常に明るい見通しであり、一定の所得を得られるような体制を作っていく。さらに、日本は観光に一番適している国であり、今年のダボス会議で日本が観光ランキングで1位になった。インバウンドを進めていき、海外を日本に向けさせるように新しい市場の開拓を国が後押し、牽引していく最高の機会であり、まさに円安というピンチをチャンスに変えていく事が大事である。とお話をされました。
3年ぶりに開催された今回の国政視察研修は党本部研修に加え、2日目の靖国神社昇殿参拝、遊就館見学、国会見学は、塾生にとって初めての経験となり、とても貴重な学びとなりました。


