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宮崎県連主催 ニューリーダー育成塾「ひむか」第12期 第3講座を開催しました(講師:みやざきカーフェリー株式会社代表取締役 郡司 行敏 氏)

投稿日:2022.10.28

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宮崎県連主催 ニューリーダー育成塾「ひむか」第12期 第3講座を開催しました(講師:みやざきカーフェリー株式会社代表取締役 郡司 行敏 氏)
宮崎県
開催
2022年10月15日
講 師:
みやざきカーフェリー株式会社代表取締役社長 郡司 行敏
テーマ:
宮崎の物流対策と宮崎カーフェリーの戦略

10月15日(土)、自民党宮崎県連青年局が主催するニューリーダー育成塾「ひむか」第12期第3講座を開催しました。

宮崎カーフェリー株式会社の新船「ろっこう」船内見学を行ったあと、宮崎カーフェリー株式会社代表取締役社長郡司行敏様より「宮崎の物流対策と宮崎カーフェリーの戦略」と題して、講演をいただきました。
 宮崎の長距離フェリーの歴史は50年になり、宮崎カーフェリー株式会社は2017年に新しく設立された会社であると説明を受け、本年4月就航の1隻目「たかちほ」、10月就航の2隻目「ろっこう」で神戸と宮崎を結ぶ航路を長距離フェリーで運航している。宮崎の農産品を運ぶ役割を担い、トラックの利用が7割と多いため、新しい船の特徴として積載台数の拡大やドライバー室の個室化で輸送需要に対応している。また、旅客を伸ばす取り組みでは、個室化のメリットを最大に生かし、ペット同伴旅行、家族にやさしいキッズスペースの設置やバリアフリーへ配慮した船内構造で多様なニーズに対応している。
 2024年に施行される働き方改革関連法により物流業界は大きな転換期となり、個別完結型の物流からネットワークの物流に変わっていかないと遠隔地の宮崎もなかなか難しい状況が目の前にきている。トラック業界は人手不足、労働環境の問題があり、そのためにもカーフェリーの海上輸送を視野に入れて欲しい。海上輸送のメリットはCO2排出量の削減、大量輸送、安定輸送、また、災害があった時など海上航路は大きな役割を果たすと講演をいただきました。
 最後に西村賢塾長より燃油高騰、トラックドライバーの労働環境の変化など多くの社会変化に対応していく必要があり、みんなで応援していきたいと伝え、船の出航時間までの見学・講座で非常によい機会となり参加者一同、有意義な時間となりました。と締めくくりました。

自民党宮崎県支部連合会 公式サイト

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