
- 福島県
- 開催
- 2021年7月17日
- 講 師:
- ○パネリスト
菅家 一郎 衆議院議員
小林 昭一 県議会議員
(コーディネーター)
江花 圭司 県議会議員
- テーマ:
- 環状新幹線計画~国土強靭化の一環として~
7月17日(土)、ふくしま未来政治塾第8期、第4回講座を開催しました。
第4回講座は、「環状新幹線計画~国土強靭化の一環として~」をテーマとし、前回に引き続きパネルディスカッション形式にて行いました。
〇主な内容
①環状新幹線計画について
②災害に強い県づくりに向けて
はじめに、菅家一郎衆議院議員より、今回のテーマである「環状新幹線計画」について、自身が代表を務める「バックヤード構想推進研究会」の取組を踏まえながら、詳しくご説明いただきました。
この計画は、首都圏で地震などの災害が発生した際に、避難者の受け入れや物資の輸送が迅速に行えるように、郡山-会津-新潟-大宮の間を環状線状の交通網で結び、災害時におけるバックアップ機能の構築を計るものであり、そのためには自動車道だけでなく、鉄道路線も重要であると述べられました。
具体的には、既存路線である上越新幹線と東北新幹線の他に、新しく郡山-新潟間にミニ新幹線を走らせ、首都圏・福島県・新潟県を鉄道路線で結ぶ新幹線環状線を構想しており、その実現に向けて取り組んでいるとお話されました。
また、「災害対応力の強化」は本県が災害に強い県づくりを進める上で重要であり、災害の少ない安心・安全な地域に国の重要な拠点を分散させることも防災上必要であり、東京一極集中の是正と地方創生につながってくるとお話しされました。
最後に、参加した塾生から様々な質問や意見が述べられ、それら1つ1つに対してパネリストから丁寧にご回答いただきました。
次の第5回講座は、7月24日(土)にJAXAの田中孝治氏と相馬央令子氏をお招きして、ご講演いただく予定です。


