
- 福島県
- 開催
- 2021年6月19日
- 講 師:
- ○パネリスト
復興副大臣 亀岡 偉民 衆議院議員
竹之下 誠一 福島県立医科大学理事長兼学長
佐々木 彰 県議会議員
(コーディネーター)
江花 圭司 県議会議員
- テーマ:
- 福島の復興とこれからについて~日本の現状も踏まえて~
6月19日(土)、ふくしま未来政治塾第8期、第2回講座を開催しました。
第2回講座は、「福島の復興とこれからについて~日本の現状も踏まえて~」をテーマとしたパネルディスカッション形式にて行いました。
〇パネリスト
亀岡 偉民 衆議院議員(復興副大臣)
竹之下 誠一 福島県立医科大学理事長兼学長
佐々木 彰 県議会議員(伊達市・伊達郡選出)
(コーディネーター)
江花 圭司 県議会議員(喜多方市・耶麻郡選出)
〇主な内容
①福島の復興について
②新型コロナ治療薬開発について
③医療産業トランスレーショナルリサーチセンターについて
④新たな福島県総合計画について
①では、主に亀岡衆議院議員が、東日本大震災直後から被災地の最前線で活動を続けたこと、また、竹之下理事長からは、福島県立医科大学の震災直後より県民の健康を守るために行った医療と健康に関する数多くの取組について、当時を振り返りながらお話しいただきました。
②では、福島県立医科大学の研究で取り出すことに成功した、新型コロナウイルス感染阻止に有効な中和抗体の一つである「IgA抗体」について、研究に携わってこられた亀岡衆議院議員と竹之下理事長から、プロジェクトが始まったきっかけや、これらの治療薬開発研究に期待すること、実用化にあたっての政治の役割など、様々な話題についてお話しいただきました。また、佐々木県議からは、県としてこれらの研究をどのようにバックアップしていくべきか、ご自身の考えを述べられました。
③では、新型コロナウイルス治療薬の研究・開発を行っている「医療・産業トランスレーショナルリサーチセンター」のこれまでの取組についてご説明いただきました。
④では、新たな福島県総合計画に明記される「安心の医療、介護・福祉提供体制の整備」に関連して、本県における医療人材不足に対する国・県としての取組について、医療現場の実情なども織り交ぜながらお話しいただきました。
最後に、パネリストの皆様が考える10年後の福島の姿について、自身の考えをお話しいただきました。
また、参加した塾生からも様々な質問や意見が述べられ、それら1つ1つに対してパネリストの先生方から丁寧にご回答いただきました。
次の第3回講座は、7月4日(日)に上杉謙太郎衆議院議員(福島3区)をお招きして、今回と同様にパネルディスカッションを行う予定です。


