
- 奈良県
- 開催
- 2020年9月 5日
- 講 師:
- 中谷 元 中央政治大学院学院長
- テーマ:
- 「外交防衛について」
9月5日(土)、自由民主党奈良県支部連合会の政治学校「奈良政経アカデミー」の第7期が開講し、第1回講座が開催されました。今期の奈良政経アカデミーは、新型コロナウイルスの感染予防のため、全ての講座をリモートによるWeb講座として開催いたします。
当日は、奈良政経アカデミー事務総長の佐藤啓参議院議員が司会進行を務め、講座に先駆け14時から第7期の開講式が行われ、県連会長の奥野信亮衆議院議員、塾長の小林茂樹衆議院議員、更に県連幹事長の荻田義雄県議会議員からそれぞれ式辞を述べました。 その中で奥野県連会長からは、「国民生活にとって最重要課題はやはり『憲法改正』だと思うので、今期でもその点を是非、学んでもらいたい」と抱負を述べました。
15時からは、今期の最初の講座が開催され、中央政治大学院学院長の中谷元衆議院議員が講師を務め、「外交防衛」をテーマに講演しました。中谷学院長からは、「日本の周辺諸国はどこも軍事大国だ。今まではそうした軍事力の差を『日米安保条約』により米軍に補完してもらってきた。しかし、『米国第一主義』を唱える時代となり、今後、いつまでもそうした関係が続くのかわからない。やはり自国は自国で守るという基本を考える必要がある」と、わが国を取巻く現状を解説しました。そして「日本は明治以降、朝鮮半島の情勢や中国をめぐる問題に常に左右されてきた歴史がある」とのことから、日本の近代化と周辺諸国との歴史についても詳細に述べました。




