開催日:平成28年1月16日
講 師:阿達雅志 中央政治大学院副学院長
テーマ:「パラダイムシフトする世界と日本の政治・経済」
1月16日(土)、第6期の自民党とちぎ未来塾・第8回定期講座が開催されました。
講師には、党中央政治大学院で副学院長を務める阿達雅志参議院議員を迎え、「パラダイムシフトする世界と日本の政治・経済」と題してご講演がありました。
阿達議員からは冒頭、「自分はグローバル経済の先頭に居た経験とニューヨークでの法律事務所での経験を武器に、本当の意味での民間出身の政治家となり、政治と経済の橋渡しとなるべく、参議院議員として歩んでいる」と力強い言葉がありました。
また講演では、リーマンショック以降の世界経済不安やISによるテロの脅威、北朝鮮の核武装を例えにあげ、世界は劇的に変化する「パラダイムシフト」の状況にあり、その状況下においても、「IT」は必要不可欠な重要なツールであると説明がありました。
更に、選挙制度、とりわけ「選挙権年齢の18歳以上への引下げ」についても言及され、「元来、若者は選挙に行かないと言われているが、自身の周りの若者たちは、むしろ選挙には参加の意思がある人が多く、特に初めての選挙には必ず参加すると言う人が多数を占め、選挙の回を重ねるごとに、政治離れをする者が多い。若者が政治に参加しないのではなく、若者が政治離れをしないための意識改革や制度改革が必要だ」と述べられました。
講座終了後、塾生からは、「ヨーロッパにおける難民問題について」、「日本人の次世代教育について」「幼保・介護従事者の賃上げについて」「景気回復の時期について」等、多岐に亘り質問が寄せられました。
自主研修グループ活動では、未来塾型ワークショップを開催、「参議院議員選挙 栃木選挙区の取り組みについて」をテーマに、有意義な意見交換がなされました。