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インターンシップ/学生

「第12回まなびとスコラ」を開催しました

投稿日:2014.03.06

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「第12回まなびとスコラ」を開催しました
「第12回まなびとスコラ」を開催しました

「第12回まなびとスコラ」を開催しました
「第12回まなびとスコラ」を開催しました

開催日:平成26年3月4日
講 師:鈴木馨祐 衆議院議員
テーマ:「日本のあるべき姿--日本の国家財政を考える--」

 3月4日(火)、第12回まなびとスコラを開催しました。中央政治大学院副学院長を務める鈴木馨祐衆議院議員を講師に、「日本のあるべき姿--日本の国家財政を考える--」と題して講演を頂き、その後、参加者と闊達な議論が行われました。鈴木議員からは、「日本の国家財政について、1000兆円を超える借金があることは事実だ。改善するには、歳入を増やし歳出を見直すことに尽きるが、そう単純には行かない。歳出について、社会保障費だけで国家財政の3割を占める。それに国債の利息や償還費で20兆円。残りで国防や教育、外交、公共事業等を行っている。こうした分野はもう、減らすことも困難な状況。ならば、社会保障費を変えていくしかない状況だ。歳入を見ると、国税の大きな部分が、所得税・法人税、そして消費税とある。所得税と法人税は、一所懸命働いた稼ぎのある人や会社が負担しているものだ。つまり、稼いだ人が国を背負っていることとなる。一方で消費税は国民に等しく課せられるのである意味では公平感はある。そして今回、かつての自民党政権で消費税を導入し税率を3%から5%に引き上げた経験とは違って、3%に引き上げる歳入部分が全て、社会保障費に回されることとなっている。つまり、経済対策上の税制改正ではないので、過去の経験時の様に、先行減税などを講じて経済マインドを補う政策は行われない。それだけに社会保障改革が急務だ」と述べられました。
 その後、豊富なデータや資料を提示しながら、参加者と建設的なディスカッションが行われました。

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