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インターンシップ/学生

「第8回まなびとスコラ」を開催しました

投稿日:2013.04.05

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「第8回まなびとスコラ」を開催しました
「第8回まなびとスコラ」を開催しました

「第8回まなびとスコラ」を開催しました
「第8回まなびとスコラ」を開催しました

開催日:平成25年3月19日
講師:河野 太郎 中央政治大学院長
テーマ:「日本のあるべき姿--原発問題・エネルギー政策を考える --」

 3月19日(火)、「第8回まなびとスコラ」が開催されました。「日本のあるべき姿--原発問題・エネルギー政策を考える--」と題して、講師に河野太郎中央政治大学院長が務めました。
 河野学院長からは、「日本の原子力発電政策について50年経ち、東日本大震災で福島第1原発の事故により、様々な問題が浮き彫りになった。そもそも原発稼働当初から、我が国は、使用済み核燃料を高速増殖炉で処理して再利用し、燃料を輸入しなくても済む夢のエネルギー政策と信じて来た。しかし、高速増殖炉の稼働も目処が立たず、使用済みの核燃料やプルトニウムは増え続ける一方だ。高レベル放射性廃棄物の最終処分場やその処理方法も決まっていないのが現状。また、福島の事故以来、多くの原発が停止しているが、発電しないにもかかわらず、維持費等が電気料金として負担させられている。こうした問題に答えられない以上、再稼働することはいかがなものか」と、現状の解説と問題提起を参加者に対して行われました。
 その後、参加者と具体的に「安全神話の崩壊」「プルサーマル計画の破綻」「高レベル放射性廃棄物の処分問題」「増え続けるプルトニウム問題」「福島後の電力問題」「電気料金の問題」「代替エネルギーについて」等、闊達な議論が行われました。

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