interview 04

そもそも政治の必要性って何?

この春高校を卒業し、将来ご両親が経営する農家を継ぐ加藤さん。

加藤秀明さん 17歳 農業後継者

僕はまだ政治家の方が何をやっているのか、くわしく知りません。政治って必要なんでしょうか。

難しい質問ですね(笑)。政治のもっとも重要な役割のひとつは、国民のみなさんから集めた貴重な税金をどうやって上手に配分するかを決めることだと思います。道路や橋など生活に必要なインフラをつくる費用、障がい者や高齢者、ひとり親家庭の支援、国の安全を守る自衛隊の費用など、必要としている配分先はさまざまあります。

大沼みずほ議員 37歳 女性局長代理 ネットメディア局次長
小泉進次郎議員 34歳 農林部会長 元青年局長

加藤さんが目指す農業分野でいうと、国民が飢えないようにするため日本の農業を守り、強くすることも政治の役割です。私たちが食べている牛や豚などのエサは海外のトウモロコシなどに依存している。国産牛・豚・地鶏と言いながら、海外のエサがないとやっていけない状況を改善していくことも政治の役割です。

そもそも政治って、政治家だけがやっている特別なことじゃなく、職場でも学校でも行われています。複数の人間がいてそれぞれに要望や意見がある場合、まとめる人がいないと大変ですよね。その人を中心にルールをつくる。もちろん国会議員の場合、調整役を担うだけでなくリーダーシップを発揮して、これから進むべき外交や経済政策などを国民のみなさんに示すことが重要になります。

牧原 秀樹議員 44歳 副幹事長・青年局長
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