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記者会見

安倍晋三総裁 ぶら下がり会見

平成24年12月18日

質疑応答

Q
山口代表とはどのようなやり取りがあったのか。
A
連立協議についてスタートすることで一致しました。この後、幹事長間、政調会長間で協議をしていくことになります。中身については、まず景気対策。そして、補正についてはそういう意味において大型補正になっていくということで一致しました。東北の復興に力を入れていく、福島の復興についても力を入れていくということで一致を致しました。
Q
補正予算について、公明党はおよそ10兆円と言っていたが、今日は数字については。
A
数字についての話は出ていません。
Q
憲法改正については自公で多少温度差があったと思うが、そういうことは協議に含まれるのか。
A
そのことについては全く話をしていません。
Q
具体的に憲法改正については話をしていない。
A
今回はありません。
Q
先ほど日銀白川総裁がいらっしゃったが、どのようなやり取りがあったのか。
A
基本的には白川総裁がご挨拶に来られたということで、私の方から、わざわざ白川総裁に挨拶に来ていただいたことに御礼を申し上げました。自民党として、今回の選挙を通じてデフレからの脱却、そして円高の是正、経済成長を訴えてきましたということ。同時に、消費税について再来年の4月から上げていくことが決まっていますと。そして来年4月・5月・6月の数値を見て来年の秋に決定していくことになっています。これについて、消費税を上げていくことができる状況を作って行くことを考えていきますということ。そして選挙を通じて、2%のインフレターゲット、そして日本銀行と政策アコードを結んでいきたいということを訴えてきたので、ご検討をお願いしたいと申し上げました。
Q
それに対して白川総裁からは。
A
白川総裁はそれを聞いておられたということですね。
Q
「分かりました」とも何とも言わなかったのか。
A
聞き置いたということです。
Q
今後の自公の連立協議について、スケジュールについては週内に調印をできればとのことだったが、いつ頃合意をするのか。
A
公明党の中で党内手続きもあるようですので、そんなに急いでいく必要もないだろうと。随分長い間我々は連立を組んだ経験がありますから、そこは阿吽の呼吸でやっていきたいと思っています。
Q
目標にする日にちはあるのか。
A
そんなに長い時間はかからないと思います。当然、特別国会が始まる前にはできておかなければならないものなので、その前に決まっていれば良いのだろうと思います。
Q
公明党の閣僚ポストについては話があったのか。
A
全くありません。
Q
自公の協議内容としては、経済成長、補正予算、復興以外に今後はどのようなことで合意を目指すのか。
A
二幹二国の中なのか、政調会長間、幹事長同士で協議をしてまいりたいと思います。
Q
民自公の三党合意については協議の内容に入ってくるのか。
A
今日は、それについての話はありませんでした。それについては、これから担当者で、実務者で詰めていく話だと思います。
Q
オバマ大統領との会談や白川総裁との会談、今の公明党との協議もそうだが、政権発足に向けた地ならしができてきたと思うか。
A
そうですね。景気もこういう状況ですし、安全保障もこうですから、特別国会が始まるまでの暇はないと思っています。我々実質的に政権の移行に向けて実務的なこともスタートさせていきたいと思っています。