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総裁記者会見

谷垣禎一総裁 定例記者会見

平成24年2月3日(金)17:00~17:18
於:党本部平河クラブ会見場

冒頭発言

谷垣禎一総裁

【谷垣禎一総裁発言】

最初に、豪雪災害対策本部の設置について申し上げます。今、豪雪が続いておりますが、この大雪等で亡くなられた皆さま、被災された皆さまに対して、謹んでお悔やみとお見舞いを申し上げます。去年の末から、日本海側を中心に断続的に大変な降雪が続いております。これに対処する必要があるということで、私自身が本部長になりまして、昨日、「平成24年豪雪災害対策本部」を設置しまして、今朝、初会合を開いたところです。雪崩であるとか、屋根の雪下ろしをしている間の事故、あるいは道路の寸断、集落の孤立、農産物の被害等々、住民生活への過大な影響が広がりつつあります。こういったことが、経済的にも厳しい時でありますが、地域経済、日本経済に与える影響も懸念されるところでして、十分な情報収集をすると共に、的確な対応を作って取っていく必要がある。政府にも迅速な対応を求めなければならないと思います。引き続き、こういう情報収集いたしますが、私自身も近日中に現地の状況を視察して、ライフラインの確保であるとか、自治体への財政措置を含む、除雪対策について、的確な、迅速な対策を打ち出していきたいと考えています。
もう一点は、第4次補正予算が、今日、衆議院を通過いたしました。この4次補正につきましては、我々が3次補正で主張していたものがありますが、同時に24年度予算で財政規律を偽装するために、この補正予算に入れられているものがありまして、大変問題もあるわけですが、現下の復旧復興の状況、並びに厳しい経済状況にあること等々を鑑み、賛成することにいたしました。

質疑応答

Q
来年度予算について、これから本格的な議論がスタートしようとしていますが、どのような方針で臨むか、総裁のお考えをお聞かせください。
A

政調の方でも、分析をこれから進めると思いますが、いろいろ問題点があるのではないかと思っています。例えば、家電メーカー等の決算状況が明らかになってきましたが、我々は、かねてから迅速な円高対応を求めてきましたが、そういった点でも極めて足らないものがある。申し上げれば、政府の全施策に対する問題ですから、申し上げればキリがありませんが、これを予算審議の中で的確に問題点を指摘して、全力を挙げて、それを質していくということです。

Q
消費税議論については、いかがですか。
A

これは消費税に関しては、素案、素案ということを言っていますが、私どもはこの素案は、素っ気ない素案ではなくて、粗っぽい粗案であると見ているところでして、それと、こういった手順、段取りの踏み方も明らかに問題があると思っています。

Q
沖縄防衛局長の講話問題について、局長の処分や防衛大臣の責任をどのように追及していかなければならないとお考えですか。
A

前にも申し上げましたが、行政の中立性、これに疑念、あるいは誤解を持たせるようなことは慎まなければいけないということです。私も集中審議の全部を通して拝見できなかったので、どこがどうと的確に申し上げられるかはわかりませんが、やはりこの行政の中立性という点では、疑念なしとしないという感じを持っています。
そこで、なぜこういうようなことが起きたのかということですが、これもかねてから申し上げていますが、沖縄防衛局が果たさなければならない課題は、極めて、ある意味では政治的にもデリケートな問題です。しかし、これを選挙の争点等々になれば、どのようにこの問題を運ぶかは難しくなるデリケートな問題でして、しかし、それを解決するのは行政ではなくて、政治の役割です。今の政権政党が、そのことを必ずしも的確に果たしていない。むしろ、全く果たしていないところに、根本的な問題点があるのではないかと感じています。

Q
沖縄防衛局の局長は、更迭すべきとお考えですか。
A

これは、まず政府がその問題点をよく分析して、お出しになることですが、私はまだ完全に政治的中立性、行政の中立性というところで、誤解を払拭したわけではないのではないかと思っています。

Q
田中防衛大臣について、先日、予算委員会を無断退席した際に、食堂でコーヒーを飲んでいたということが、防衛省サイドの説明で明らかになりましたが、今後、田中大臣に対する問責などを含め、どのように対応していきますか。
A

今のコーヒーを飲んでいたかどうかという問題は、論評にも値しないことだと思います。むしろ問題の本質は、今の安全保障問題、沖縄の普天間基地の問題を含めて、非常に大事な局面にあるということです。野田総理は、この前の内閣改造で、ちゃんとした人選をしたというつもりかもしれないということは、田中大臣で普天間問題とか、あるいは現下のいろいろな安全保障上の問題に、しっかりと対応できるとお考えなのかということだと思います。
今までの国会の対応を見ていますと、基本的な日米安保に関する戦略的な問題等々にしても、あまりにも理解が乏しいのではないかと。果たして、この大臣のもとで、安全保障問題等々に、的確に対応できるのかどうか。私は疑問に思っています。さらに引き続き、当然、国会で質していかなければならないと考えています。

Q
豪雪被害の視察について、具体的には、いつごろ、どのような形でとお考えですか。
A

まだ明確に固まっていません。現地も大変なところは、対応に追われておられるでしょうから、現地とも十分に調整をしなければなりませんが、来週、できるだけ早い時期に、新潟県などを、私の選挙区も豪雪ですが、新潟を伺おうと思っています。今、事務的に詰めてもらっています。

Q
沖縄防衛局長の処分について、自民党の中谷元・政調会長代理は、「世間をお騒がせしたから、局長を処分するというのはあまりにもかわいそうである」ということで、同局長を守るような発言をしています。今日の谷垣総裁のご発言を聞いていても、更迭や大臣の問責に関しては、現時点でははっきりしたものはないというようなお話だったと思いますが。
A

はっきりしたものはないとは言っていません。疑惑を払拭するに至っていないと思うと、明確に申し上げたつもりです。

Q
この問題については、今回だけでなく、自民党時代からもあったのではないかという声もあり、自民党としてもなかなか追及しづらいのではとの見解もありますが、総裁のご所見をお聞かせください。
A

今回、問題となっておりますのは、講話をしたとか、名簿を集めたことが問題となっています。過去の事実を、私は全て掌握しているわけではありませんが、講話をしたとか、名簿を集めたということが指摘されているわけではありません。随分、私は違うと思います。
それから、中谷さんがああおっしゃった背景には、要するに「なぜ更迭するのか」という中谷さんの問い掛けに対し、田中大臣の答弁があまりにも不明晰であり、頼りないものであった。「世間をお騒がせした」ということを田中大臣がおっしゃったのです。世間をお騒がせしたということだけであれば、騒がせない方が良いのかもしれませんが、公務員の身分に関することに関しては、あまりにも杜撰な把握、稚拙な表現、こういうことを中谷さんは言われたのではないかと理解しています。

Q
あらゆる疑惑を晴らす意味でも、自民党時代に行われた選挙での取り組みについて、検証や調査するお考えはありますか。
A

ありません。

Q
石原都知事が中心となって言われている新党構想について、総裁は以前、「コメントに値しない」との趣旨の発言をされましたが、現状でのご所見をお聞かせください。
A

「コメントに値しない」という失礼な表現をした記憶はありません。
 現状については、まだ、十分にわかりませんので、報道を通じたり、噂を通じたりしたことしかわかりませんから、的確に申し上げられるかわかりませんが、結局起きていることの一つについて、民主党政権に対する失望というか、そういうものが新しい政治勢力に対する期待の背景にある。それから、自民党がそういう失望を十分吸収し得るかどうかというところも、我々も反省しなければならない点です。
そこで問題は、この間、何が起こって来たか。我々が反省しなければならないことも含めて、私どもは長い間政権を担ってきました。民主党という政権がどういう政党であるのかということで、今、明らかになってきたのは、自民党に取って代わることだけが、民主党員共通の目的であった。それ以外には、ほとんど見るべきものがなかったということが明らかになってきたわけです。これをもう少し別の表現で言えば、烏合の衆の集まりに過ぎなかったということです。やはり、それでは、政治は新しくなっていかない。だから、政界再編とかいろいろな議論が行われているわけです。やはり、今の第3極の動きと言われるものも、いろいろな方がいるので、どのようになっていくか、明確に申し上げるだけの材料を持っていませんが、明確なものの考えと政策体系を持った党、政治勢力がこれから育ってくる、生まれてくるということでなければ、またまた混乱してしまいます。だから、今、第3極と言われている方々には、そういう方向でのご努力をお願いしなければならないだろうと思います。

Q
民主党の対する失望を吸収し得る勢力として、石原新党はそうなり得るとお考えですか。
A

まだわかりません。

Q
石原新党には、自民党や民主党の一部議員の合流も取りざたされていますが、総裁のご所見をお聞かせください。
A

取りざたす人はいろいろなことを取りざたすとしか、申し上げようがありません。

Q
先程、自民党時代に行われた選挙での取り組みについて、検証しないとおっしゃいましたが、その理由はお聞かせください。
A

理由は、こういう問題点があったという指摘があれば調べますが、いろいろなことをおっしゃっているのを全部相手にしていたら、それは雑務が多過ぎて、たまらないということです。

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