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総裁記者会見

谷垣禎一総裁 定例記者会見

平成22年4月1日(木)
於:党本部平河クラブ会見場

冒頭発言

【谷垣禎一総裁発言】

昨日の党首討論について、いくつか感じたことを申し上げたいと思います。
まず中井国家公安委員長が警護官(SP)を外して、夜の街に出て行った件で、鳩山首相は「何か理由があったのでは」と答弁されていましたが、国家の危機管理を上回るプライベートな理由というものが果たしてあるのか、ここは非常に違和感を覚えましたし、きちんと説明してほしかったと思います。
普天間基地問題に関しては、26日(金)には「3月末に法案をまとめる」と明言されていたのを、29日(月)には「まとめるとは法律では決まっていない」と撤回した。そして、昨日の討論で腹案というのが出てきたわけです。場所はともかく、国外なのか、県内なのか、県外なのかということも明らかにできない。更には、その腹案は、抑止力の維持、沖縄県の負担軽減、普天間基地の危険除去、国民負担の4観点から今までの現行案よりも同等かそれ以上の案である。そして2014年までには、きちんとやるんだということでしたが、そういう解が存在するのか、これはにわかに信じがたいところです。腹案を水面下でやり取りすることではなく、一日も早くしっかりした政府案を、まずは地元に、国会に示して、その上で早急に米国との交渉に入る必要があると考えます。
公明党山口代表の質問に関連して言えば、政治とカネの問題に関して、総理は明確な答弁を全くされなかったと感じます。政治活動に使っているお金の収支は明らかにするが、プライベートなことを全部公表するのはいかがなものかという答弁がありましたが、そもそも収支報告書には私的なものは掲載されていないわけでして、政治資金規正法の趣旨自体を理解されているかどうかということは疑問である。鳩山首相から民主党議員への資金提供も、総理の国会答弁とは明白に食い違っている。政治資金の出と入、使途を全て明らかにする責任があるということです。いずれにしても、普天間問題に象徴される外交、政治とカネの問題について、総理の基本的な認識、姿勢に問題があるわけで、今後とも厳しく追及していきたいと考えています。
今日、全議員懇談会を行いました。今朝は、党のあり方、運営について議論しましたが、自民党らしく活発な意見交換となったと思います。ご意見を踏まえまして、参議院選挙必勝に向けた態勢を作ってまいりたい。総裁として、近々結論を出そうということです。明日は、政策についてやりますし、5日(月)は、非現職の支部長、参議院選挙候補者との懇談を行いますが、今日の議論の中で、月に1、2回全議員懇談会を設けてほしいという意見がありました。これについては、具体的なやり方はともかくとして、これを実行に移すように、大島幹事長に指示したところです。

質疑応答

Q
全議員懇談会で、谷垣総裁は参院選でねじれを起こしたい。覚悟をもって臨みたいとの趣旨のご発言をされましたが、その覚悟というのは、ねじれを起こせなければ総裁職を辞するという認識でよろしいですか。
A
今、民主党の政治を見ていると、参院選挙でそれに歯止めをかけなければならない。それにはねじれを起こす必要がある。それを目標にして、私も覚悟を持って臨むということを申し上げました。
Q
民主党について、参院選京都選挙区の二人目の候補者を小沢幹事長の主導で、地元の意向を無視するようなかたちで入れ替えるという事態がありましたが、谷垣総裁の受け止めをお聞かせください。
A
京都の民主党はもう少し違うことを考えていたように、私も京都出身ですからそういうことを感じていました。地元の意見をあまり汲み取らずに、上からあのような決定をする。他党のことですが、相当乱暴なやり方ではないかと感じています。
Q
党の体制強化の一環で、舛添要一前厚生労働大臣を選挙対策本部長代理に据えることを執行部が考えているとの一部報道がありますが、事実関係をお聞かせください。
A
今、申し上げられるのは、参院選に向けて全員が結集できる体制を作っていくと。そして、がんばっておられる方が前面に出るような体制を作るということです。それ以上については現段階では申し上げられません。
Q
ねじれを起こせなかった場合、総裁職を辞するのかという質問に対して、覚悟を持って臨むとおっしゃいましたが、これは辞職も考えるということでよろしいですか。
A
覚悟を持って臨むという表現で、私は言っていますので、そういうふうにご理解いただきたいと思います。
Q
全議員懇談会に舛添要一氏や与謝野馨氏が参加していませんでしたが。
A
両院議員懇談会もありますし、いろいろな発言の場はあるわけで、必ずしも全議員懇談会だけではなくて。そういうところをできるだけ利用していただいて、中で議論していただくのが望ましいと思います。
Q
日本医師会の会長選挙で、親民主党を掲げる候補が当選しましたが、この影響について谷垣総裁の受け止めをお聞かせください。
A
茨城県から出た原中さんが当選したと聞きました。一団体の会長が決まったわけですが、今後どういう方針で新医師会長として臨むのか、注視していきたいと思います。(参院選への影響は)まだその方針もあるので、まだよく分かりません。
Q
関連で、参院選で自民党は西島英利氏が立候補する予定ですが、こちらへの影響をどのようにお考えになりますか。
A
彼は医療の専門家ですし、わが党としても貴重な方ですから、ぜひがんばっていただかないといけないと思います。影響がないようにして、当選できる態勢を作って行かないといけないと思います。
Q
ねじれを起こすこととは、与党の過半数割れを起こすことだと思いますが、そこが勝敗ラインということでよろしいですか。
A
全員候補者がそろったわけではないので、全員を吟味したわけではありません。今の政権の暴走に歯止めをかけるためには、そこにしっかりねじれを作っていく必要があると考えています。
Q
そこが勝敗ラインだということですか。
A
勝敗ラインという表現が適当か分かりませんが、それを作っていくことが我々の果たすべき課題だと思っています。
Q
勝敗ラインをそろそろ示しても良いのではないかと思いますが。
A
勝敗ラインというのはどういう意味でしょうか。私はまず自分たちがやるべき、果たすべき目標を設定する方が先だと思います。それとあなたのおっしゃる勝敗ラインとどういう関係か分かりませんが、我々の目標はねじれを作ることだと考えています。
Q
舛添要一前厚生労働大臣の処遇について、参院選に向けた態勢強化の一環だと思いますが、同氏は人心一新がなければ登用されるつもりはないと発言していますが、改めて人心一新に対するお考えをお聞かせください。
A
参院選挙対策本部を作らなければなりません。そこで現実に今まで一生懸命がんばってこられた方とか、これから党の顔として活動していかなければならない。そういう方に出番を作るということは、必要だと考えています。
Q
舛添氏は人心一新が必要だと言っていますが。
A
今申し上げたことと、人心一新とどう同じか違うのか分かりませんが、党の明日を担う方にしっかり選挙戦で前面に出ていただく態勢が必要だと思っています。
Q
舛添氏が人事を拒んだときの対応はどのようにしますか。
A
まだそこまで申し上げる頭の整理ができていません。
Q
人心一新について、総裁が毛頭ないと発言されてからも、これを求める声が挙がりましたが、そういう意見を聞いたうえでお考えが変わらないということですか。もしくは考える余地があるということですか。
A
いろいろ考えを巡らせています。
Q
民主党が自動車教習所の無料化について、マニフェストに載せるとの報道がありましたが、自民党が交通と税に対してどのような方針で臨むのかお聞かせください。
A
これはまだ十分に党の中の議論を聞いていませんが、おっしゃっていることはおそらく暫定税率との関係でおっしゃっているわけですね。暫定税率については、今までの私どもの方針は、これは抜本的な税制改正の時に、自動車の負担がTax on Tax(二重課税)になっているところがありますので、そういうものを簡素化していく。それが基本的な方針でやってまいりました。その基本は現在も変わっていないと考えています。
Q
民主党政権で官庁の記者会見がオープンになりましたが、例えば自民党で全議員懇談会がフリーランスの記者もすべて参加できるようなことは考えていますか。
A
今日の全議員懇談会はオープンでやったはずです。
Q
派閥について、総裁は「嫌な人は出ていけばいいのではないか」と発言されましたが、派閥を解消すべきという意見がかなり出されました。これから派閥のパーティーも行われますが、現段階で、派閥というものをどのように考えていて、どのように対応するべきなのか、総裁の考え方をお聞かせください。
A
私は、いわゆる派閥のパーティーには出ません。派閥の問題は、従来からいろいろな議論があった。これは事実でして、多くの方々の中に、いろいろな問題意識がある。これもわかります。今、私がやることは、例えば、両院議員懇談会を定例化してくれという意見がありました。こういうのをしばしばやっていく。
朝の全議員懇談会の中でも申し上げましたが、今までは選挙の応援なども派閥が中心となって組んでいた点がかなりあったわけです。そういう今まで派閥の果たしてきた役割をどんどん引き受けてやっていくと、そういう機能を充実させることが大事だと思います。そういうことをやっていけば、自ずからいろいろな色彩が出てくるのではないのでしょうか。
Q
全議員懇談会の中で、国民の世論では自民党が変わっていないという声が圧倒的だったと思いますが、わかりやすい派閥に手をつけずに、全議員懇談会を定例化するといった手法で、100日間で変わったという姿を思っているのですか。
A
全議員懇談会をやるというのは、わかりにくいのでしょうか。むしろそういうことを積極的にやっていくほうが、わかりやすいのではないのでしょうか。
Q
それで自民党の何が変わったのかというメッセージを発せられると思いますか。
A
民主党でそういうことをおやりになっていますか。やはり、オープンで開かれた党であるというイメージ、イメージだけではなくて実質をどうやって作っていくかということだと思います。全議員が集まって、自由に議論するという機会が定例化するようなことは、私は非常に大きなことだと思います。
Q
インターネットの解禁について、民主党は、言葉とは裏腹にあまりやる気がありません。インターネットユーザーの特性、政治的志向からして、自民党の方がインターネット選挙を導入した方がはるかに有利です。私どもの取材によれば、インターネット選挙を解禁していれば、夏の総選挙で大敗することもなかったと思います。今国会での解禁が危ぶまれていますが、自民党として、議員立法など、とりあえず動きだけは起こすことはお考えですか。
A
私も検討の過程は聞いていますが、どこまでやるかということは十分報告を受けておりません。今度の選対で新しい態勢を作るときには、その法律が何かによって違いますが、インターネットをいかに活用するかということを重視して、組織を作っていきたいと思っています。
Q
重視してと言っても、具体的に議員立法等を出した方が、はるかに自民党に有利だと思いますが。
A
わが党の案は固まっているようですので、国会の状況を見ながら考えていくことだと思います。
Q
人心一新する考えはあるかとの確認の質問に対し、いろいろ考えているとお答えしましたが、その可能性があるということでしょうか。
A
何を人心一新ということにもよります。
Q
大幅な執行部の入れ替えということに関してですが。
A
私が申し上げているのは、選挙対策本部をどう組み立てていくかという中でいろいろ考えているということです。
Q
選対本部を組み立てるときには、変わったというイメージを出せるようにしてほしいという意見がたくさんあったと思いますが、もう少し具体的なことを言える範囲でお聞かせください。
A
申し訳ありませんが、申し上げられるのは、先程から言っていることぐらいだと思います。しかし、そんなに遠くからず結論を出しますから。
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