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総裁記者会見

谷垣禎一総裁ぶら下がり会見

平成23年2月28日(月)
於:院内第24控室

質疑応答

Q
衆院予算委員会で、来年度予算が可決され、明日の未明にも衆院を通過する見込みですが、谷垣総裁の受け止めをお聞かせください。
A
この予算は、今の日本経済に与える影響という点からも、あるいは財政規律の点からも、極めてマイナスの内容を持っている予算です。ですから、この予算を通すことは決して国民のためにはならない。
我々の考え方は、組替動議の中で示しているわけですが、無駄な支出を削ってもっと経済効果の高い所に振り向けていく。あるいは国債を圧縮していく。こういうことがどうしても必要だと思います。我々の動議は残念ながら否決をされましたが、今後とも、我々の主張は貫いていく、しっかりと主張しないといけないと思っています。
それから予算を通すということですが、それに関連する、特に歳入関係の法案、これはまったく手が付いていません。これは今までだと予算を送るときに、歳入法案も同時に送るということでやってきた。我々はそういうことをしないと主張して、いわば与党の審議拒否で予算だけを送る形になっている。これは参院の審議にとっても、衆院では与党は多数ですから、通そうと思えば必ず通るものを通さない。それを参院で受け取っても、本当に予算審議が成り立つのかという問題。誠にこれはおかしなことだと思います。
今までで言うと、予算の参院の送付に間に合わせて、予算関連法案の審議もやっていこうと、いつまでにやるということは、だいたい目安は付いていたのですが、こうなると今後、どのように法案審議のスケジュールを立てていくのかということも基準がないような状況、はなはだおかしな状況だと思います。我々は断固糾弾しないといけないと思います。
さらに言うと、政治とカネの問題についても、けじめがつかないままに終えている。これも大変な問題だと思っています。
Q
予算関連法案の採決を後回しで、予算を先に通して本当に参議院の審議が成り立つのかと発言されましたが、参議院では野党が多数を占めていますが、参議院野党第1党の自民党は、どのように対応していくのですか。
A
自民党は衆参両方いますが、私は衆議院に籍を置いているので、参議院はまず議運でどういう扱いをするか協議しないといけないと思います。
Q
予算関連法案が参議院に送られてくるまで、参議院ではなかなか審議に応じられないということですか。
A
そこは、いままでこういう例がありませんでしたので、どういう扱いにするかは、いろいろな理屈も詰めておかないといけない。先例になるので、そこは参院の方でしっかりと議論を行っていくということだと思います。
Q
衆院本会議の採決において、民主党に会派離脱届を提出した16人が欠席するようですが、このような民主党のあり様をどのように受け止めていますか。
A
与党(民主党)の崩壊の姿が出ていると思います。与党、菅総理が自分の足元の固められてない状況、これは景気、経済の上からも、財政規律の上からもマイナスと申し上げましたが、それに加えて、政権がきちっと事態を掌握していけるのかどうか、ここに大きな問題が生じている。非常にこれはまずい状況だと思います。私は、菅内閣というのは、今の状況をマネージメントしていく力がない。一刻も早く退陣すべきだと思います。このことをさらに力を入れて、やっていかなければいけないと思っています。
Q
退陣すべきとのことですが、早晩(政権が)行き詰まると思います。その点はどのようにお考えですか。
A
そうですね。
Q
予算を送る衆議院側としては、参議院自民党にどのような戦いを望みますか。
A
これは、今申し上げたことですが、経済、今の国民生活に与える影響から言っても、むしろマイナスであり、財政規律という点から見ても非常に問題の大きな予算である。こういった問題点をされに徹底して追及していく必要があると思います。私たちはこういう予算を執行することが国民の利益になる、日本国の利益になると思っていません。この問題点は徹底的に参議院でも審議の中で、追及していく必要があります。
Q
今回、解任決議案を出された中井予算委員長をはじめ、乱暴な国会運営、強硬態度が目立ちましたが、このことが参議院での審議に影響が出るとお考えですか。
A
熟議ということを、言葉の上で言っていますが、どこが熟議かということです。参議院の審議には、非常に極めて深刻な影響を与えると思います。
Q
これが今回の衆議院で送る予算は荷崩れして、参議院に送付されるとお考えですか。
A
そういうことでしょう。
Q
今回の予算は民主党政権が概算要求から作ったものですが、予算の成立で見えてくる民主党の姿はあるとお考えですか。
A
見えてくる姿というのは、今まで何度も申し上げたことですが、民主党が政策的にも、このマニフェストが基盤となっているものですが、財源の手当ても全くない、これを予算にすれば、財政規律もおかしくなる。国民生活に与える影響もプラスの影響がほとんど考えられない状況です。だから、政策的にも行き詰った姿が明らかになってきたと思います。それから、権力闘争、あるいは政局論という意味では、いろいろ手練手管を講じて、この権力主義的な思考というのが、極めて今の政権に強い。政治にそのような側面があることは事実ですが、そこのところだけ際立っている。そして、政策面は非常に弱い。もう1つ言うならば、いわゆる年金の3号被保険者の問題でも明らかになっています。その他、八ッ場ダムの問題でもなんでもそうですが、手順を踏んでいく。手続きを踏んでいく。このことが政治の中で最も大切です。このことを最後突き詰めると、国民が政治に対して、信頼を得られるか、信頼の問題です。信なくば立たずと申しますが、そういうことに繋がるわけです。
政治というのは、権力と政策とそういうプロセスの3つで成り立っています。このプロセスという意味でも極めて問題を露呈しているということではないと思います。こういった姿が予算委員会の審議を通じて、明らかになって来ているということだと思います。
Q
野党は当然、政府の予算に反対されると思いますが、与党経験のある自民党から採点すると何点ですか。
A
採点に値しないということでしょう。
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