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記者会見

役員連絡会後 萩生田幹事長代行記者会見

2018年12月4日(火)9:58~10:04
於:院内平河クラブ会見場

萩生田幹事長代行

【冒頭発言】(萩生田幹事長代行)

役員連絡会の概要報告をさせていただきます。
幹事長は所用で欠席でしたので私からのご報告です。会期末を迎えましたので、今週は重要法案の成立に向けて大きな山場となります。参議院の皆さんには大変ご苦労をおかけすると思いますが、衆参でしっかり連携をとっていただきたいと、冒頭に私から発言をさせていただきました。
森山国対委員長からは本日の本会議は13時から、「26年度、27年度NHK決算」や「即位日休日法」のほか5件の議員立法を処理する予定です。所要は約15分ということです。次回の本会議は、6日に上り案件の処理で立てる予定。会期末に向けて不測の事態にも対応できるよう万全の態勢を取っていきたい。来週10日が会期末となる。厳しい日程だが参議院とよく連携しながら残された法案の成立に向け全力を尽くしますと発言がございました。
一方、関口参院国対委員長からは法務委員会は本日、国民民主党の対案と閣法を一括で質疑する。明日は現場視察の後、14時から参考人質疑を行うと報告がございました。
橋本参院議員会長からはふるさと対話は参院としても細かくやっていく。山梨県知事選や統一地方選、参院選への基礎をしっかり作っていきたい旨の発言がございました。
甘利選対委員長からは参院選の候補者擁立について、福井県は滝波宏文、長野県は小松裕、比例代表4名の手続きを進めている報告がございました。
岸田政調会長からは先週予算編成の基本方針が了承されたことを受け、各部会で予算編成大綱の作成に向け作業を行っている。大綱の全体像は7日の政調全体会議で議論を行いたい。その後11日に政審・総務会の党内手続きを進めたい。先週から地方の声を政策に反映させていくため、地方政調会を開始した。すでに始めている政権公約の検証とともに、より納得感ある公約作りに反映させたい。来年のGW10連休の対応について、政府からヒアリングする予定だとの報告がございました。
以上に対して更に発言を求めたところ、山東党紀委員長から政調会長のGWの10連休に対応して、昨今は連休を月曜日につけて3連休にするというのが続いていて、本来の祝日の意義というものが分かり辛くなっているのではないか。この点については党としても重く受け止めて、祝日法の意味やその中身について重みをもう少し考えるべきではないかという意見があって、政調会長が引き取ったところです。

以上です。

質疑応答

Question
時事通信です。参議院の法務委員会で審議中の入管法ですが、野党側は十分な審議を求めて、場合によっては法相の問責決議案等を出すという徹底抗戦の構えです。与党としては野党側の対応について、法案成立に向けてどのように当たるか。
Answer
野党の皆さんは十分な審議をしたいのに法務大臣に問責。そこは現場の皆さんの判断なので、きちんと質疑を進めていただいて、然るべき質疑が終われば採決に進むというのはこの法案のみならず当然のことだと思いますので。そこは現場の良識に委ねたいと思います。
Question
北海道新聞です。憲法審査会について、先週衆院では会長職権で審査会が開かれて幹事の選任が行われました。これについて野党側は反発しています。今週の木曜日が会期内の最後の定例日となりますが、与党としてはどのように当たっていくか。
Answer
定例日には開催をすることが可能なわけですから、これに対してわが党の幹事の皆さんが前向きに努力することは決しておかしなことではないと思うんです。先週は理事も決まっていない中で職権での開催という判断をしたようですけれども、そもそも開催が出来ないが故に理事が決まっていないという堂々巡りが続いておりましたので、それは現場のご判断としてわれわれも尊重したい。今週は波静かに是非テーブルについて開催をしていただければありがたいなと思っておりますけれども、これも野党のみなさんの考えもおありになるのでしょうから、そこは現場におまかせしたいと思っています。
Question
読売新聞です。憲法審査会について、自民党としてはあくまで自民党作成の条文イメージ案を明後日提示するという方針に変わりはありませんか。
Answer
明後日というよりは、この国会に提示をするというのが基本方針なので、提示の機会があれば当然提示をさせていただきたいと思っております。
Question
時事通信です。会期内での法案成立に全力を尽くすというのが与党としての基本方針ですが、現状日程はタイトな状態が引き続き続いていると思います。会期延長についてはいかがお考えでしょうか。
Answer
今日の段階では考えていません。残されました会期で全力を尽くしたいと思います。