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記者会見

役員連絡会後 二階幹事長記者会見

2018年11月27日(火)10:32~10:41
於:院内平河クラブ会見場

二階幹事長

【冒頭発言】(稲田筆頭副幹事長)

役員連絡会の概要報告をさせていただきます。
森山国対委員長からは、法務委員会は本日9時から入管法の質疑を行い採決し、本日の本会議に緊急上程する予定であるとのご報告がありました。
橋本参院議員会長からは、国会運営についてあらゆることを想定しながら準備していくとのご発言がありました。
岸田政調会長から、消費税の引き上げ対策について、党の意見をまとめ、先日安倍総理に提言を行った。総理からは「党の意見に十分配慮する」とのことだった。明後日、部会で政府から引き上げ対策について説明を聞き、総務会においても政府から説明を聞く段取りにしているとのご報告がありました。
加藤総務会長からは、予算編成やその他の政策事項について、政調と連携し、政府に党の意見を反映できるよう、総務会での議論を深めていきたいとのご発言がありました。
山口組織運動本部長からは、遊説局主催で、12月3日正午から新宿駅南口バスタ新宿前、12月4日正午から池袋駅東口五差路交差点で、風疹予防啓発の街頭演説会を行うとのご報告がありました。
その他として、下村憲法改正推進本部長より、各選挙区支部における推進本部の設置について要請がありました。

以上です。

【冒頭発言】(二階幹事長)

本日の国会は、野党から色んな動きが出てくると予想されていますが、政府与党はしっかりと連携して、一致結束して行動したいと申し上げました。

以上です。

質疑応答

Question
時事通信です。野党側は法務大臣の不信任案を提出する構えを見せていますが、このような野党側の入管法抵抗に対する動きに幹事長はどのように対処していくお考えでしょうか。
Answer
粛々と対処していきたいと思っています。冷静に。
Question
時事通信です。野党側は入管法について審議がまだ不十分であるとの認識を示していますが、幹事長は衆議院における政府側の説明についてどのように評価しておられますか。
Answer
委員会の方々は、それぞれのポジションで誠心誠意説明をし、答弁をしていると理解しています。
Question
テレビ朝日です。野党側は審議時間の短さ、重要法案にも関わらず審議時間が短いということを反発の理由にしていますが、時間の部分についてはどのように思われますか。
Answer
国会が年末の最後の頃まで出来れば、それはそれで言い方は成り立つと思いますが、国会の会期には一般的に限りがあり、やむを得ないと思っています。
Question
NHKです。改めて、入管法は本日中に衆議院としては可決して送付するというご認識かをお聞かせ下さい。
Answer
現場からそういう声が上がってきておりますので、現場の声を尊重したいということです。
Question
日本テレビです。入管法に関しては、国民の中からも制度設計が不十分だという懸念の声も上がっておりますが、それらの声にはどのように応えていきたいとお考えでしょうか。
Answer
これから委員会もあるわけですしいろいろな場面を通じて、さらに丁寧に説明すれば良いと思っています。今のようなご発言は、国会の審議の最終盤で、必ず野党が言う口癖ではないでしょうか。審議が足りないとか、何が足りないとかいう、常套のお言葉だと思っています。それはそれなりに、こちらも誠意を持って受け止めていきたいと思います。
Question
毎日新聞です。改めて、入管法については12月10日までの会期中に成立させる考えで変わりはないでしょうか。
Answer
変わりはありません。
Question
毎日新聞です。政府は4月の入管法施行を目指して取り組んでいますが、今国会で成立させる意味について、どのようにお考えでしょうか。
Answer
これはできるだけ早く成立させたいという希望、期待をもって今国会に提案しているわけですから、1日も早くその方針通り成立させたいと思っています。
Question
北海道新聞です。日ロ領土交渉について、昨日の衆院予算委の答弁で総理は4島返還を目指すか2島返還を目指すのかについて明言を避けました。また、これまで政府が北方領土について主張してきた、ロシアの不法占拠という言葉も使われませんでした。このような総理の答弁姿勢について、どのようにお考えになりますか。
Answer
私は総理のご発言、答弁姿勢について意見を述べる資格はありませんが、しかし、今まで慎重にやっていこうというわれわれ内部の方針は変わりありませんから、これからも慎重にやってくれるだろうと思っています。
Question
昨日、公明党の山口代表が講演の中で、来年の参院選に合わせた衆参同日選の可能性について、エネルギーを分散するのは好ましくないと述べ慎重な考えを示されました。幹事長としては衆参同日選の可能性について、どのようにお考えですか。
Answer
質問の前段は、そういうお考えを述べられたのだと思いますので、それを改めてコメントしませんが、われわれとしてはあらゆる事態に備えていくというのが自民党の方針ですから、特別変わった印象も持っていません。