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記者会見

役員連絡会後 二階幹事長記者会見

2018年6月12日(火)10:24~10:29
於:院内平河クラブ会見場

二階俊博幹事長

冒頭発言(小泉筆頭副幹事長)

本日の役員連絡会の概要報告を致します。

高村副総裁からは米朝首脳会談の成功を期待しているというご発言がありました。
松本国対委員長代理からは会期末も近いことから、不測の事態に備え、明日も本会議を立てる方向だという報告がありました。
竹下総務会長からは米朝首脳会談は、日本国として気を引き締めるとともに、これで日本の持っているものが大きく変わってくる可能性がある。国会全体がこれを見据えた議論をしていくことが必要だという趣旨のお話がありました。

以上です。

冒頭発言(二階幹事長)

会期末もいよいよ迫ってまいりました。したがって謙虚に慎重に今日まで国会運営を進めて来ておりますが、終盤に入ってなお一層その点に留意してみんなで頑張ってまいりたい。そういう決意を確認し合った次第であります。

以上です。

質疑応答

Question
朝日新聞です。先ほど米朝首脳会談が始まりました。幹事長としてこの会談に期待することなどがありましたらお教えください。
Answer
私は首脳会談を開催しそれが始まったということが、成功の半分はそれで証明されていると思いますが、なお素晴らしい結果、結論と言いますか、終わった後でお互いにそのことを両国が喜び合えるように。われわれも同盟国として本当に良かったと思えるような結果になることを期待しております。
Question
時事通信です。米朝首脳会談が終わった後、結果はまだ分かりませんが、日本政府の動きが非常に重要になると思います。幹事長としては、日本政府にどのような姿勢で北朝鮮と向き合われることを望まれますか。
Answer
これはどこまでも慎重にやっていかなければなりませんが、日本政府としては今日までの努力の結果と、今後において政府がどういう態度をとるべきかということはおのずから分かっておるわけですから。われわれはそれを慎重に見つめたいと思います。
Question
時事通信です。国会審議では、衆議院の内閣委員会の方でIR法案について、与党側が採決を提案いたしまして、野党側は解任決議などで対抗する構えです。このIR法案などの重要法案の成立に向けて、終盤国会にどのように臨まれますか。
Answer
これは与党としては成立をさせたいという意思を明確にしたわけで、それはそれで結構でありますが、野党の出方等をよく見極めて慎重にやっていきたいと思っております。
Question
テレビ東京です。テレビ等を通じての印象で結構なんですけれども、一連の南北首脳会談から米朝に至るまで、金正恩委員長の表情や顔を見て、幹事長としてはどういう人間性だというふうにご覧になっておりますか。
Answer
私はお目に掛かったこともお付き合いしたこともありませんから、テレビを遠くから見ただけでどんな性格だとかどんな人柄だということを命中させるほど人物評価の名人でもありません。しかし、こういう対話が始まったということ、会話が出来る状況にあるということ、これは国民にとっても大変心の安らぎを覚えるものでありますから。こういう事態、状況をずっと続けていけるように、関係国がみんなで努力をすべきだと思っております。