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記者会見

細田博之幹事長代行記者会見(政府与党協議会後)

平成25年6月17日(月)12:34~12:45
於:院内平河クラブ会見場

冒頭発言

【菅義偉官房長官発言】

「区割り法は、成立できるようお願い申し上げる」
「復興庁職員のツイッター暴言問題で、ご迷惑をお掛けした。厳正に処分することを考えたい」
「先週14日(金)、骨太の方針等を閣議決定した」
「総理は、G8に向け出発した。各国に日本の政策を説明し、東ヨーロッパ諸国と意見交換する」

【石破茂幹事長発言】

「都議選は23日(日)が投票日である。自公で過半数を獲得したい」
「静岡県知事選挙は、残念ながら敗れた。世論の支持が大きいと言っても、個々の選挙での勝ち負けは別である。それぞれの立候補者の努力の問題、支援体制の問題によって、結果が決まる。参議院選挙も同様である。万全の態勢を整備するべきである」
「区割り法については、仕上げてまいりたい」

【井上義久公明党幹事長発言】

「復興庁職員の問題は極めて遺憾である。被災者の信頼を裏切らないようにしてほしい」
「都議会議員選挙においては、安定多数を取る必要がある。油断してはならない」
「会期末になっているが、気を引き締めてやっていきたい」

【佐藤勉国対委員長代理発言】

「次の衆議院本会議は、明日18日(火)13時から行う。社保・投資協定などの上がり法案を処理する」
「野党から要求のあった予算委員会の集中審議については、残された会期の中で何ができるのか、国対間で具体的に協議を行っている」
「決算委員会で野党から分科会を開くよう要望があったことを受けて、21日(金)9時から3時間半の枠で行うことになった。野党はその後の締め括り総括質疑を、テレビ中継で総理出席の下で開くよう強く要求している」
「区割り法案については、参議院の動向や都議選の状況を見ながら判断していきたい」

【脇雅史参議院国対委員長発言】

「区割り法案については、しっかり仕上げたいが、野党と協議中であって、みんなの党の法案の扱いについて、対立がある。衆議院の選挙制度の法案を参議院に提出することは、本来あるべき姿と違うので、その取り扱いについては、今後協議しなければならない」

【その他の発言】

「会期末の法案の処理に全力を挙げたい」という旨の発言があった。

質疑応答

Q
NHKの西井です。会議の中で復興庁の職員の問題について、他に発言はありましたか。また、官房長官から処分の時期等言及があったのでしょうか。
A
発言があったのは菅官房長官と井上幹事長です。いずれも大変遺憾であるということを発言しまして、官房長官が処罰の厳正処分をしたいという発言があったわけですが、時期・内容についての発言はありませんでした。既に役を離れているということですし、処分を考えたいということでした。
Q
朝日新聞の疋田です。総理が外遊先の内政懇談会で、憲法改正の要件について、一律2分の1ではなくて、条項によっては人権や平和主義については3分の2があると発言されました。これは党内、与党内で共有されているのですか。
A
私ははっきりその点について承知していません。憲法調査会等刷り合わせているのかどうか聞いてはおりませんので、聞いてみたいと思います。むしろ総理のお考えを述べられたのではないかと思います。いずれにしても、その議論は熟して、たくさん議論されたとは考えておりません。
Q
読売新聞の八角です。同じく内政懇で、憲法改正については、民主党の改憲勢力についても選挙後に協力を呼び掛けていくと発言されていますが、その点についての所見をお聞かせください。
A
総理のお考えですから、サミットから帰られた後、いろいろお考えかもしれません。私は、それ以上は承知しておりません。
Q
朝日新聞の疋田です。総理は内政懇で、参院選の目標について、自民単独での目標は設定しないと言われましたが、自公で過半数ということで、あくまで自民党としての目標は設定しないということでしょうか。
A
最小限、最低限、それが必要だということは、自公連立政権の中では当然の発言だと思います。もちろん多くても不都合だということではありません。しかし、自民党だけで過半数という発言はされなかったのではないでしょうか。そこまではっきりとした見通しがあるわけではありません。あくまで選挙は結果でありますから。