ページ内を移動するためのリンク

グローバルナビゲーション
グローバルナビゲーション終わり
ここから本文です

政務調査会長記者会見

谷垣禎一幹事長記者会見(政府与党協議会後)

平成28年2月22日(月)12:36~12:53
於:院内平河クラブ会見場

冒頭発言

谷垣 禎一幹事長

本日の政府与党協議会ですが、まず菅官房長官からは、年初から株や為替が変動しているが、わが国の経済は企業収益、あるいは雇用等々改善しており、足腰がしっかりしていると認識している。平成27年度補正予算の速やかな執行で実体経済を確たるものとしていきたい。また、北朝鮮に対するわが国独自の制裁を先週、閣議決定した。拉致、核、ミサイルの包括的解決に向けて努力していく。それから、予算の一日も早い成立が何よりの景気対策で、分かりやすい説明をしていきたい。また、政府・与党は周囲から厳しい視線があるのでしっかりやっていきたいということでした。
私(谷垣幹事長)からは、予算審議について、予算委員会は中央公聴会の日程も決まりまして、審議も大詰めである。早期成立を目指して、緊張感を持ってやっていきたい。また、宮崎謙介衆議院議員の議員辞職、あるいは閣僚・自民党議員の発言等の問題で、公明党にも大変ご迷惑をおかけしている。一つひとつの問題の積み重ねで国民からの支持を一気に失うということもあり得るので、緊張感を持って丁寧にかつ慎重にやっていきたいということを申しました。それから、選挙制度改革については本日、議長に対して答申に対するわが党の考えを伝えたところである。今週、わが党も定数10削減についての党内手続きを進めていくわけだが、各党との合意形成が図れるよう、自公連携しながら協議を進めていきたいということを申しました。それから、今、非常に厳しい局面であるが、政府・与党結束して乗り切っていきたいということを申し上げました。
井上公明党幹事長からは、平成28年度予算の審議は大詰めで、当初どおり参議院に送付できるようにしたい。また、税制改正は軽減税率が争点となっているので丁寧に説明をしてほしい。それから、閣僚のいろいろな対応は被災地の人たちもテレビを観ていることをしっかり踏まえてほしい。また、選挙制度改革は各党間の合意が大事である。今国会で成果を出そうということでありました。
佐藤国対委員長からは、予算委員会の日程、財務金融委員会、総務委員会の日程について、また29日(月)はエジプト大統領の国会演説を予定しているというご報告がありました。
大口公明党国対委員長からは、今週、来週がヤマ場である。緊張感を持ってやっていきたいということでした。
吉田参議院国対委員長、荒木公明党参議院国対委員長からは、衆議院の様子を見て予算委員会の準備をしていきたいということでした。
溝手参議院議員会長、魚住公明党参議院議員会長は、議会間交流で中国に超党派で出張しておられるのでご欠席でした。
伊達参議院幹事長からは、溝手参議院議員会長が中国との交流事業で出張しているというご報告と、緊張感を持ってやっていきたいというご発言がありました。
西田公明党参議院幹事長からも、緊張感を持ってやっていきたいという旨のご発言がございました。
その後、若干議論がありましたのが、東日本大震災からこの3月で5年経つわけですが、この大事なときにあまり議論が行われていない。もう少し復興についてきちんとした議論を積み重ねるべきではなかろうか、国会運営のうえでも工夫する必要があるのではないかという議論が出ました。

以上です。

質疑応答

NHKの瀧川です。選挙制度改革について、大島衆議院議長と午前中、お会いになりましたが、ここでは党のスタンスとしてどのようなご説明をされたのでしょうか。
2月10日(水)に党内議論をやって、一応そこでは一定の結論は得たわけだが、そしてその内容は、主としてまず一票の較差是正ということをきちんと今回やって、特に昨年11月の最高裁判決を踏まえると、区割り画定審議会に単に「1対2以下になるように」と言うだけでは、しばらく経つと最高裁も国勢調査か住民票か、何を基準にしておられるのか若干、議論があるので、要するに少し深掘りをする必要がある。やはり違憲状態と言われる謗(そし)りをとにかく早急に是正をしたい。それから、平成32年国勢調査によって、答申を基本としてやっていくということであったが、その後、安倍総理あるいは党内からも削減を前倒しすべきだという意見があったので、10日(水)の議論では十分消化をしていない議論なので、今週中にまた会合を開いて、そのことを議論して党内の議論をまとめたいということを基調にご報告しました。
NHKの瀧川です。削減については選挙区6、比例4というご説明をされたということですが、その削減の仕方について、答申ではアダムズ方式に基づいて7増13減と言われていますが、この点の考え方についてはどのようになっているのですか。
これは今、細田幹事長代行にいろいろやっていただいております。アダムズ方式というのは私もその問題点をすべて知悉(ちしつ)しているわけではありませんが、まず各都道府県の定数を一つずつ減らしたときに、その差がどういう形でなるかというのを整理してそういう順番を付ける。おそらく今の案は、その順番で見て上から6つ削減していくということだろうと思います。
NHKの瀧川です。つまり、アダムズ方式で7増13減となっているその13減のうち優先度の高い6を減らすということですか。
そうですね。そういう考え方が基本だろうと思います。
NHKの瀧川です。それは本日の意見聴取のなかでもお伝えになった部分なのでしょうか。
はい。ただ、これはまた党内で承認を得なければなりませんが、一応そういう考えを基礎にしているということだと思います。
NHKの瀧川です。自民党の考え方あるいは今後の進め方について大島衆議院議長からどういったお話があったのでしょうか。
本日は、大島衆議院議長からは各党のお考えについて「これはどうなっている」「あれはどうなっている」というようなことは自分からはしない。ただ、各党の議論を伺って、それを要約したものを整理するので、そのうえで各党間の協議を進めてほしいということ。特に、こういう問題はどういう結論が出たから多数で押し切るというものではないだろう。やはり議会内のこういう問題は各党でしっかり議論してもらうことが必要であるということは、大島衆議院議長は特におっしゃいました。もちろんわが党としますと、連立を組んでおりますから、やはり自公の意思疎通というものを大事にしなければならないのはもちろんですが、伝統的にこの種の問題は多数決で押し切ればいいということでやってきたわけではないので、各党間でよく調整をするということが必要ですねとお答えをいたしました。
東京新聞の木谷です。答申に書いてあるアダムズ方式について、自民党としてもこれを受け入れるということでよろしいですか。
安倍総理も私どもも、これを基本に置くというか尊重するというつもりは、基本はございます。ただ、こういう議席配分の方式というのは、完璧な方式というのはやはりないわけですので、私もアダムズ方式の是非善悪を全部理解しているわけではありませんが、やはりそういうものをさらにリファインされるような工夫というのはあって然るべきだと思っておりますが、基本にやはりこのアダムズ方式をおいていくというのは当然のことだろうと思います。
NHKの瀧川です。その後、細田幹事長代行と安倍総理にお会いになりましたが、ここではどういったやり取りがあったのでしょうか。
これは、本日の意見聴取で大島衆議院議長がどういったことをおっしゃったかなどのご報告です。
NHKの瀧川です。安倍総理からは幹事長の報告について何かご発言がありましたか。
安倍総理もやはり1対2の枠から外れているということは論外だが、ある程度それは深掘りしておかないといけないということ、それからやはりアダムズ方式もいろいろ問題はあるがやはりそれが基本だねというようなご認識であったと思います。
NHKの瀧川です。それは安倍総理から本日、ご発言があったということですか。
はい、そうですね。
NHKの瀧川です。今後の党内議論について安倍総理から何かご発言はありましたか。
いや、特にありません。
朝日新聞の笹川です。アダムズ方式を基本にということですが、その基準となる国勢調査をどこにするかというのが議論になっていると思いますが、この辺りは本日の意見聴取ではどのようにご説明されたのですか。
基準の時点は特に議論してはいないと思いますが、私どもの認識はもう過去を振り返ってというわけにはいかないだろうと思います。もう数日中に中間報告が出るわけですね。ですから、それに則ってということになるだろうと思います。
朝日新聞の笹川です。その中間報告を基にアダムズ方式を当てはめてというお考えなのですか。
先ほどのように、各都道府県を1ずつ減らして整理していくということは、たぶんそれでやるということになると思います。
フジテレビの津秋です。先週末のFNNの世論調査で、丸山和也参議院議員の発言について「辞職に値すると思う」という人が6割近くいて、「値しない」という人を大きく上回ったのですが、この点についての受け止めをお願いします。
丸山参議院議員の議論は何をおっしゃりたいのか正直言うと私もよく分かりません。ですから、そこはやはり議員の発言として、緊張感を持って、国民目線というものが必要だと思います。
フジテレビの津秋です。野党の候補一本化について、「よいと思う」という人は半数を超えているのですが、そのなかで、民主党と維新の党の合流については「期待をしない」という人が「期待する」という人の倍になっていて、このような国民の野党に対する思いについて、理由として自民党側から何か思うことはありますか。
よく分からないですね。民主党と維新の党に期待しないというのは、結局民主党の方も維新の党の方も元々は民主党でご一緒だった方が多いですね。そうでない方もいらっしゃると思いますが。要するに、分裂したのをもう一回再結束しようということですから、それを期待しないというのは、そういう期待感はないということでしょう。そうだと思いますね。それから、野党統一候補については、結局右から左まで、たぶん野党統一と言っても右から左までずいぶんいらっしゃると思うのですね。それを超えて統一候補というのが、もう一つよく分からない点は、そこをどうしてそういう右から左まで統一候補がいいのだとおっしゃるのか、よく理解が私にはできません。
TBSの加納です。先ほどご紹介いただいた震災についてのご発言というのは、どなたのご発言ですか。
井上公明党幹事長ですね。何かそういうテーマで取り上げられていても、そこはほとんどさっと過ぎてあと別なことに移っていく場合が多いと。そういうことに被災地の方は真剣に国会は取り組んでくれているのだろうかという思いを持っているという、そう明確におっしゃったかどうか、私はそういう印象で井上公明党幹事長のご発言を承りました。
TBSの加納です。それは復興特別委員会を念頭にご発言されたのでしょうか。
どこまで視野に入れられたのか分かりませんが、やはり基本は5年経ったときにもう少し復興の、現在どのくらい進んでいるのか、残された課題は何なのか、困難な点は何なのか等々についてもう少し議論があって然るべきだろうという意識を、井上公明党幹事長は東北ブロック選出でいらっしゃるから強く感じておられるのだと思います。
ここで本文終わりです
ローカルナビゲーション

ページトップへ