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記者会見

茂木幹事長ぶら下がり
(代表質問、一票の較差の最高裁合憲判決を受けて)

2023年1月25日(水)17:16~17:23
於:党本部4階エレベーターホール

質疑応答

Question
テレビ朝日です。先ほど衆院本会議で、首相の施政方針演説に対する代表質問が行われました。幹事長が今回の代表質問で重視した点と、それに対する首相答弁の評価についてお聞かせください。
Answer
今日の代表質問では、特に、昨年末、政府として方針を決定しました防衛力の抜本的強化、それから日本の経済社会を変革していく、脱炭素に向けたGXの投資拡大、更には子供・子育て支援策の抜本的充実、この3点を中心に質問をさせていただきました。総理の方からは、それぞれ3つの分野について、強い決意表明と、更には丁寧な説明があったと、こんな風に思っております。この国会でも議論を深めて、それぞれの政策を実行していきたいと思っておりますが、特にそこの中で、子ども・子育て、これについては、これから具体的内容を詰めていくということになるのだと思っておりまして、今日、私も所得制限の撤廃、こういうことにも言及させていただきましたが、こういう問題も含めて、党の方でも、この政策の議論を更に深めていきたいと、こんな風に思っております。
Question
いわゆる「1票の格差」について、今日、最高裁での合憲判決が出されました。受け止めと4月の補欠選挙に、どのように臨むかお考えをお願いします。
Answer
「合憲」判決については、これまでの立法府の取組みが評価されたものと受け止めています。更に、昨年10増10減の公職選挙法の改正案、これも成立しましたので、次回の総選挙においては、一票の格差の是正、これが更に進むことになると、こんな風に考えているところであります。4月の補選、おそらく4つの選挙区で補選ということになると思いますが、まずは自民党として、候補者の擁立、これを急ぎたいと思っております。そして体制を整えて、必勝を期したいと、こんな風に考えています。
Question
朝日新聞です。所得制限の撤廃について、先ほど幹事長から言及がありましたが、与党内でも求める声がありましたし、議場内でも拍手が起きていました。改めてこの所得制限撤廃を求められた思い、込めたメッセージ、お考えについて伺います。
Answer
全ての子供の育ちを支援すると、こういう観点から必要ではないかなと、こんなふうに考えているところであります。もちろんこの問題だけではなくて、様々な政策について、特にこの子育てに関しても今日、私、大きく3つの分野について言及をさせていただいたところでありますが、経済的支援、これを抜本的に強化をすることによって、子供を持ってもその家庭が経済的にマイナスにならないと。また仕事をしていても、いつでも預ける場所がある。
3点について申し上げたということで、一つは今申し上げた経済的支援の抜本的拡充の話です。それから二つ目に、今ある保育施設、かなり充実をしてきてると思うんですが、そういった今ある資源、これ最大限活用することによって、仕事をしていても、また急な用事ができても預けることができる。こういう環境を整えていく必要があると思っておりますし、3点目、これは育休の問題とかもあるんですけれど、その問題と同時に、一旦子育てによって職場を離れた人が、また復帰をした時にマイナスにならない、こういう制度をつくるということが、これから本当に女性活躍に繋がるんではないかなと思っておりまして、まさに私が本部長を務めます本部で、これからの議論をスタートするということで、こういった項目を中心にしながら集中的に議論を進めていきたいと、こんなふうに思っています。
Question
東京新聞です。関連してですが、幹事長は代表質問で所得制限撤廃について言及されましたが、自民党は野党時代に所得制限が必要だという主張があったかと思いますが、この点について方針転換だとの指摘が一部野党から挙がってるんですが、この点についてはいかがですか。
Answer
これから議論することですけれど、必要な政策というのは常に見直していかなければいけませんし、時代のニーズであったりとか、そういったものも考えなくてはいけないと、こんなふうに思っています。