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政策

むつ市長らと意見交換党原子力規制PT

平成29年4月10日

むつ市長らと意見交換 党原子力規制PT

党原子力規制に関するプロジェクトチーム(PT)(座長:吉野正芳衆議院議員、座長代理:井上信治衆議院議員、事務局長:石川昭政衆議院議員)は、9日、10日、東北電力東通原子力発電所、日本原燃原子燃料サイクル施設、リサイクル燃料貯蔵リサイクル燃料備蓄センターが立地する青森県むつ市、下北郡東通村、上北郡六ヶ所村を訪問し、各施設の視察と宮下宗一郎むつ市長、越善靖夫東通村長、戸田衛六ヶ所村村長らと意見交換を行いました。意見交換には、地元選出の江渡聡徳衆議院議員も同席しました。
宮下むつ市長、越善東通村長、戸田六ヶ所村長らとの意見交換では、原子力関連施設が立地する市町村長としての活動状況や、原子力防災に係る現状の問題点や課題について説明を受け、宮下むつ市長より、原発の再稼働や建設が進まないことによる経済活動への影響を及ぼさないための財政措置の要望を受けました。越善東通村長と戸田六ヶ所村長からは、原発の早期再稼働や避難道路整備等の要望を受けました。吉野座長は「原発事故は2度と起こしてはいけないという考えの下での原子力規制のあり方を、党PTとしてもしっかり検討しながら、皆さんの要望に応えていきたい」と応じました。
また、東通原発の視察では、原発の再稼働の前提となる新規制基準への適合性を審査申請している1号機における、適合性の審査状況や敷地内の断層調査などの安全対策の実施状況について、説明を受けました。
党原子力規制に関するPTは、東京電力福島第一原子力発電所の事故の後、原子力規制委員会設置法案を策定するために政調内に設置された機関。その後も、原発事故以前、原子力・エネルギー政策と安全規制に携わる行政組織が一体であったという反省を踏まえ、党のエネルギー政策とは一線を画し、より良い規制行政を作り上げていくために活動を続けています。


むつ市長らと意見交換 党原子力規制PT
むつ市長らと意見交換 党原子力規制PT