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お知らせ

柳本あきら(大阪市長候補)、くりはら貴子(大阪府知事候補)の必勝に向け 谷垣幹事長が街頭演説

平成27年11月15日

22日投開票の大阪市長、大阪府知事のダブル選挙で、自民党推薦の柳本あきら(大阪市長候補)、くりはら貴子(大阪府知事候補)の必勝を期すため、14日、谷垣禎一幹事長が大阪入りし、街頭演説を行いました。
雨が降りしきる中、足を止めていただいた有権者の方々に対して谷垣幹事長は、「大阪は、もう大阪市を廃止するなんていう考えではなくて、色々な近畿圏あるいは、西日本の都市と連携を結んで、そして共通の目標を進めて、そのリーダーとして頑張っていくというのが大阪の使命。栁本あきらさんと、くりはら貴子さんの2人のコンビで、必ずその道を切り開いていただきたい。」と強く訴えました。(発言内容は下記の全文をご覧ください)
くりはら貴子(大阪府知事候補)「マジメに、大阪。女性が輝く街、大阪。」、柳本あきら(大阪市長候補)「新しい価値を生み出す 強い都市へ」のスローガンの下、両者は連日、必死の選挙戦を繰り広げております。
22日の投票日におきましては、大阪府民、大阪市民の皆様の一票を、くりはら貴子(大阪府知事候補)、柳本あきら(大阪市長候補)へ託していただきますようお願い申し上げます。

【谷垣禎一幹事長の演説内容】

ただ今、ご紹介をいただきました自民党幹事長の谷垣禎一です。雨が激しく振ってまいりました。みなさん、この中で耳を傾けていただきまして、心から御礼を申し上げます。
大阪府の知事選、市長選挙。どちらも後、1週間です。11月22日が投票日のダブル選挙。これは日本中が注目しています。私は隣の京都ですけれども、京都も注目しています。京都から大阪のみなさんに一番訴えたいのは、大阪府も大阪市も近畿関西のリーダーなんだ。いや、西日本全体のリーダーなんだという意識を持ってもらいたい。これが隣の京都から見た、この大阪の選挙で一番大事な点だと思います。
この大事な選挙で、府知事候補にはここにおられる、くりはら貴子さん、府会議員として、あるいは公認会計士として活躍してこられました。そして市長候補には、栁本あきらさん。わが党の大阪市議団の幹事長も務めました。私どもはこの2人を、自信を持って推薦しております。先日、安倍総総裁が自ら、この2人に推薦状を渡して、ぜひぜひ頑張ってくれ、勝ってくれと、そういう激励をしてもらいました。私は党の責任者として、この2つの選挙、おおさか維新と徹底的に戦って、必ず勝たなければいけない覚悟を固めております。今朝は石破さんに入ってもらいました。そして幹事長の私が、大阪のみなさんに、大阪府、大阪市で西日本全体のリーダーを作ってくれ、こういうことをお願いしに参った次第です。
くりはらさんは府会議員として活躍し、そして公認会計士として中小企業や色んな苦慮の零細企業、苦しんでいるみなさんの相談に乗ってこられました。しかし、それだけではありません。三人のお子さんのお母さんとして、子育ても一生懸命やってこられました。だからそういう中で、福祉や教育というものがいかに必要かということも良く分かっておられます。そして、大阪の企業の98%を占める中小・零細企業の経営相談にも乗ってきた。そういう、くりはら貴子さんの経験が、大阪を良くするのに、私は必ず役立つと思います。
今、大阪の財政は、大変厳しいところに来ております。大阪ほどの日本を代表するこの地域が平成24年には、借金をするのに自分の判断、責任では借金が出来ない、国の許可を得なければいけないというところに、追い込まれた。こんな大都市、他にありますか。それは、着実に大阪のための投資を進めていく、そういう努力を欠いたからだと私は思います。敵を見つけ、対立を見つけ、そしてパフォーマンスだけをやっていて、大阪がみんなで共通の目標を持って頑張っていくんだという政治をやることを忘れてきたからだと思います。
先ほど私は、大阪、近畿、いや西日本のリーダーになってもらいたいと申し上げました。みなさん、北陸新幹線は金沢まで来ました。今、金沢は大変賑わっています。それは結構なことだと思います。しかし、京都で選挙をやっている私の心配は、大阪もそうです、京都もそうです、北陸と大きな関係を持って、経済的にも色んな関係を持って、人的にも色んな関係を持って、みなさんの中にも北陸がルーツだという方が沢山いらっしゃるんだと思います。そうして北陸と手を結びながら、この関西や近畿を繁栄させてきたのではないんですか。
ところがこのまま放っておいたら、北陸は東京にどんどん引っ張られるんです。そして、私たち京都も議論しています。一日も早く北陸新幹線を通し、そして大阪に持ってこなければいけない。だけれども、大阪の知事さんや市長さんから、こういう話は、私は一度も聞いたことがありません。与党の幹事長である私が大阪の責任者から一度も聞いたことがないということは、大阪を繁栄させるための着実な投資をやっていくということからずれているんじゃないかと私は思っているわけです。
くりはら貴子さんなら、沢山の中小企業や零細企業の面倒を見てきた。府会議員としても政調会長を務めた。だいたい公認会計士ですからね、数字に明るいんですよ。そういう大阪の危機を庶民に寄り添って、必ずこの赤いスーツを着た肝っ玉母さんが大阪のために戦って良い道を切り開いてくれると私は固く信じています。

もうひとり、市長選の栁本あきらさん。5月のあの住民投票では、自民党府議団の先頭に立って頑張りました。そして、あの都構想を葬り去った。都構想はもう終わっているんですね。ところがまた、それをバージョンアップしたい。政治っていうのはですね、やっぱり住民投票までやれば、そこで結論を出さなきゃダメなんですよ。その結論を蒸し返して、またやるんだなんて、こんなことをやっていたら先へ進めないと私は思います。ひとつひとつ住民投票や選挙で決着を付けて方向を出していく。
そして大阪は、私が先ほどから申し上げるように、もう大阪市を廃止するなんていう考えではなくて、色々な近畿圏あるいは、西日本の都市と連携を結んで、そして共通の目標を進めて、そのリーダーとして頑張っていくというのが私は大阪の使命だと、このように思っています。
ですから栁本あきらさんと、くりはら貴子さんの2人のコンビで、必ずその道を切り開いていただきたい。そのお願いをするために私は参りました。自民党は本気です。この二つの選挙、何としても石にかじりついても必ず勝利に結びつけるよう私ども全力を挙げます。どうか、みなさんの力強いご支援を最後まで、心からお願いを申し上げまして、私の訴えとさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。