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政策

日本版NSC法案 参院で審議入り

平成25年11月13日

参院国家安全保障に関する特別委員会は11月13日、国家安全保障会議(日本版NSC)設置関連法案の趣旨説明と質疑を行いました。
趣旨説明で菅義偉官房長官は「わが国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増している中、政治の強力なリーダーシップを発揮できる環境を整えることが重要」と述べ、同法案の意義を強調しました。このあと、わが党から佐藤正久、岩井茂樹両議員が政府の見解などをただしました。
この中で佐藤議員は4大臣会合を中核としたNSCと関係部局をうまく機能させることが重要と指摘。「いろいろな事態を想定しながらシミュレーションをやらないと、(NSCは)実際に動かない」と主張しました。これに対し、世耕弘成官房副長官は「4大臣会合を中心に日頃からいろいろな事態を想定して用意していく」と答えました。
続いて岩井議員は「役所の縦割りを排して政策を一元化することは非常に重要」と述べ、NSCの運営を補佐するため内閣官房に新設される国家安全保障局の機能的な運用を求めました。