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党内活動

自由民主党 比例代表政見放送(第23回参議院選挙)

平成25年7月10日

第23回参議院議員選挙 自由民主党比例代表政見放送

小泉進次郎青年局長 自民党青年局長の小泉進次郎です。本日は、参議院選挙に向けて、安倍総理と自民党の政策を、皆さんに、ご紹介したいと思います。安倍総理、よろしくお願いします。

安倍晋三総裁 ちょうど10年前、小泉総理のときに私は、そこに座っていました。時の流れを感じますね。あのとき、小泉総理が「安倍幹事長49歳、自由民主党は変わった」というふうにおっしゃいました。私は青年局長のときに42歳でした。小泉さんは今?

小泉青年局長 32歳ですね。

安倍総裁 32歳ですから、自民党は変わり続けているな、若返り続けているなと思います。小泉青年局長のもと、TEAM-11、毎月、被災地を訪問していますね。

小泉青年局長 毎月11日に青年局で被災地の福島県、宮城県、そして岩手県を訪問していますが、安倍政権にとっても総理が毎月、被災地に行っているように復興は最重要課題ですね。

安倍総裁 昨年の総選挙、私たちは復興を加速化すると、そうお約束をしました。まず2つのことから始めました。1つは、縦割りを排して、復興庁に権限を集中をしていくということ。もう1つは、徹底した現場主義です。そうしたことを徹底した結果ですね、被災地においても、確実に希望が生まれつつあると思います。
先般、訪問した岩手県の酒造メーカーではですね、今年3年ぶりに新酒をですね、発送できると皆、喜んでいましたし、また、被災地の農家においても約6割が作付けできるようになりました。しかし、まだ残念ながら、約30万人の方々が困難な仮設住宅での生活を強いられています。大変、申し訳ない思いです。
だからこそですね、一日も早く住宅の再建をですね、実現しなければいけません。そのための復興を加速化させていきたい。それが私たちの責任だと思います。1年前は高台移転についてもですね、その計画すらありませんでした。しかし今、ほとんどすべての計画が決定して、あとは用地取得と造成ですね。造成も進み、どんどん前に歩み始めました。ですから我々は、どんどん実行していきたいと思います。

小泉青年局長 今月の7月1日には、総理は福島県に行かれましたね。

自由民主党 比例代表政見放送(第23回参議院選挙)

安倍総裁 福島においては、福島第1原発の事故によってですね、なかなか復興が前に進んでいないのが事実でありますが、7月1日、農家の皆さんとお目にかかりました。やっとですね、福島においても風評被害にめげず、3年ぶりに作付けが始まりました。水田が青々としている、ああした風景はですね、日本は瑞穂の国ですから、まさに多くの農家の皆さんに希望を与えているなと思いました。更には、除染やインフラ復旧を加速をして、一日も早く故郷に戻っていただけるように全力を尽くしていきたいと思います。
その加速のためのカギはですね、やっぱり現場主義なんですね。今までは、小さなこと、例えば、安全のためにカメラを設置をするというようなこともですね、東京にお伺いを立てなければ決まらなかった。今はすべて、福島で即断即決できるようにしました。先般、訪問した際にはですね、「ようやく時計の針が動き始めた」という言葉もですね、聞くことができました。一日も早い復興を進めて責任を果たしていく決意であります。

小泉青年局長 被災地の復興を加速化させていくためには、日本経済を、全体を活性化させなければいけませんね。

安倍総裁 1年前、長引くデフレ、行き過ぎた円高の中で経済は低迷してですね、日本を閉塞感が覆っていたと思います。だからこそ、私たちは次元の違う政策、三本の矢を放ちました。
私は大きく雰囲気は変わってきたと思いますね。安倍政権が発足してから、約半年がたちますけれども経済指標もプラスになってきましたね。昨年の7月、8月、9月は、GDPマイナス3.6%でしたが、今年、新しい政策によって1月、2月、3月、GDPはプラス4.1%。マイナスからプラスに大きく変わりました。前年同月比、雇用も60万人増えましたし、あるいは、有効求人倍率もリーマン・ショック前に戻ることができました。更にですね、今年の夏には、大手企業ではありますが、各社のボーナスが増えます。伸び率はですね、あのバブル期以来のレベルになります。まだ自分には、それは関係ないことだというふうに思われるかもしれませんが、例えば、ボーナスが増えた人がですね、「じゃあ、家族みんなで旅行に行こう」と思えば、各地域の観光地が潤いますし、あるいはインターネットでも、地域の産物を買うという人が出てくればですね、地域にもお金が回ってくる。そうやってだんだんお金がぐるぐると循環して回っていきます。
まさに、私たちは今、景気回復の入口に立つことができたと思っています。実体経済は明らかに好転をしていますし、あの、昨年覆っていた重く暗い空気は一変したと思いますね。我々はしっかりとぶれることなくですね、この政策を進め、全国津々浦々までですね、実感をその手にお届けをしたいと思います。

小泉青年局長 先日、総理はG8サミットのほうにも出席をされましたが、そこでも世界からの見方が変わってきたというのを感じましたか?

安倍総裁 G8サミットに出席をしてですね、まさに日本が、これから世界の真ん中で活躍できると確信をしました。私たちの政策は間違っていない。この道しかないと、そう確信をしました。そして今後ですね、例えば、社会保障制度。これを持続可能なしっかりとしたものにしていく上においてもですね、その経済、財政基盤をしっかりとさせなければいけない。そのためにも強い経済が絶対必要なんだろうと思いますね。しかし、同時に税と社会保障制度の一体改革にも取り組んでいかなければいけないと思っています。

小泉青年局長 先月、6月には成長戦略もまとまりましたが?

安倍総裁 成長戦略のですね、キーワードは、チャレンジとオープンとイノベーション。チャレンジの主役はまさに国民の皆さんだと思います。そして更に、進次郎さんのような若者やですね、女性の皆さんに活躍をしていただきたいと思います。女性や若者の皆さんの活躍は、日本全体を明るくすると思いますし、自民党の三役の女性の活躍はですね、自民党に活力を与えていると思いますね。日本が世界の中で一番女性が輝く国にしていきたいと思います。
そのためにも、政策として例えば、2年間で20万人、そして5年間で40万人分のですね、保育の受け皿を整備をし、そして待機児童という言葉を日本からなくしていきたいと思っています。また、しばらくは子供、育児にですね、専念したいという女性の皆さんのために3年間の育児休暇を取れるように経済界にも呼びかけていますし、経済界の皆さんも協力していこうということになりました。さまざまな選択肢をしっかりと用意をしていくことが大切だと思います。
また、教育再生も待ったなしです。すべての子供たちに高い水準の学力と、また、「いじめなんかしちゃいけないよ」というまっとうな規範意識、そして道徳を身に着ける機会を、しっかりと保証していきたいと思います。

小泉青年局長 2つ目のキーワードは、オープンですね。

自由民主党 比例代表政見放送(第23回参議院選挙)

安倍総裁 オープンな社会を、あるいは経済を創っていくことが求められていると思います。その中において、さまざまな分野で、世界一を目指していかなければいけないと思いますね。それができる分野、たくさんあると思います。世界に誇るものがたくさんありますしね。農業もその1つですし、農業は輸出産業として大変有望だと思います。例えば、県を中心にですね、農地を集約をして、生産性を向上させたり、あるいは6次産業化を進めていく中においてですね、ひと手間かけて付加価値を増やして、そしてその分、農家の収入を増やしていく。こうしたことを、さまざまなことをですね、総合的に進めていきながら、農業、そして農村全体の所得を10年間で倍増していきたいと考えています。これから更に農業、さまざまな分野でですね、その可能性を引き出していくためのオープンを進めていきたいと思います。

小泉青年局長 農業は地域産業の核でもありますから、自民党がこれから地域の経済を活性化させなきゃいけない。どうやって地域の活性化を果たしていきますか?

安倍総裁 地域の活力、元気なくして日本の活性化はないと思いますね。地域にはたくさんのすばらしさ、良さがありますし、特性があります。その特性を活かして、世界から稼ぐことができる地域、日本にしていきたいと思います。例えば、別府温泉ではですね、アジアの国々からたくさんの方々がその温泉地の魅力にひかれて訪問しています。温泉に入って、「ああ、いい湯だな」という感覚は、これ、世界共通なんだろうと思いますね。ビザ発給要件を緩和して更に多くの方々にですね、アジアの方々に日本を訪問してもらいたい。観光立国を更に推進していきます。

小泉青年局長 成長戦略の3つ目のキーワードはイノベーションですね。

安倍総裁 まさにイノベーションこそ、日本の未来だろうと思います。新しい価値の創造のため、時代に合わない規制をですね、改革をしていく必要があります。電力の自由化や、あるいは山中教授のですね、ノーベル賞で有名になったですね、iPS細胞を使った再生医療など、規制改革を進めていけばですね、日本には、まだまだたくさんの大きな可能性があると思います。

自由民主党 比例代表政見放送(第23回参議院選挙)

小泉青年局長 さて、経済について語ってきたあとは、外交についてお話を聞きたいと思いますが、総理は総理就任以降、被災地にも毎月、足を運んでいますが、外国の訪問も毎月されていますよね。

安倍総裁 まさに昨年、日本は外交力を失い、そして日米同盟の危機があり、そして更に主権に対する挑戦がありました。我々は政権を奪還をし、そして2月に米国を訪問しました。それによってですね、緊密な日米同盟を完全に復活させることができたと思います。更に、東南アジア、ロシア、中東、そしてヨーロッパの13カ国を訪問しました。世界地図を俯瞰(ふかん)する外交、戦略的な外交を進めています。それによって、しっかりと国益を守り、更には地域の平和や安定を守っていきたいと思いますし、経済外交を進め、トップセールスも進めていきたいと思います。

小泉青年局長 一方で、まだ中国のほうとは首脳会談が開催されていないという指摘もありますけれども。

安倍総裁 日中関係、大変大切です。対話のドア、日本側は常にオープンにしています。問題があるから、あるいは条件を飲まないなら対話をしないというのは、おかしいと思いますね。そうした課題があるからこそ、対話をしていくべきなんだろうと思います。尖閣の問題についていえばですね、歴史的にも、あるいは国際法的にも日本の固有の領土であることは間違いありません。力によるのではなくて、ルールによる支配、秩序をですね、志を同じくする国々と、しっかりと構築をしていきたいと思います。外交、そして安全保障の力によってですね、拉致問題の解決もそうですが、日本人の生命、そして日本の領土と美しい海は断固として守っていく。そのことはお約束を申し上げたいと思います。

小泉青年局長 さて、今日は東日本大震災の被災地の復興、そして日本経済の再生、そして外交、こういったことについてお話をしてきましたが、今回の参議院選挙の意義について。また、その参議院選挙において、国民の皆さんに対するメッセージを総理のほうからお願いしたいと思います。

安倍総裁 残念ながら、我々与党は参議院において過半数を持っていません。そのことによって、例えば、今回の通常国会で大切な法案は成立をしませんでした。この"ねじれ"によって、残念ながら政策が前に進んでいないという状況があります。
ねじれを作ったのは、この私であります。6年前の参議院選挙で自民党は大敗をし、そしてねじれが起こりました。その結果、私を含めて、毎年、次々と総理が代わっていくことによってですね、日本の国力は失われています。これに歯止めをかける。そのためにも、ねじれを解消していく。その責任が私にはあります。
昨年の総選挙、皆さまのお力で、わが党は政権を奪還をしました。そして、その結果、政治は変わりました。そして、経済も変わりました。そして、社会も変わっていきます。
まさに国民の皆さまには、そのお力があります。私たち自由民主党は、お約束したことは必ず実行していきます。どうか皆さん、自由民主党に日本を取り戻す、その力を与えていただきますようによろしくお願いを申し上げます。

◇平成25年7月8日(月)~18日(木)テレビ(NHK総合)・ラジオ(NHK第1)で放送中

(今後の放送予定)

10日(水)14時05分~(ラジオ NHK第一)
22時55分~(NHK総合)
12日(金)09時05分~(NHK総合)
14時05分~(ラジオ NHK第一)
22時55分~(NHK総合)
16日(火)09時05分~(NHK総合)
17日(水)14時05分~(ラジオ NHK第一)
22時55分~(NHK総合)
18日(木)09時05分~(NHK総合)
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