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政策

安倍総理「民間活力の爆発」 成長戦略第3弾を発表

平成25年6月6日

5日、安倍晋三総理は、内外情勢調査会で講演を行い、安倍政権の経済政策の"3本目の矢"となる成長戦略の素案を発表しました。
講演の中で安倍総理は、「私の経済政策の本丸は、3本目の矢である成長戦略だ。今こそ、日本が世界経済復活のエンジンとなるときだ」と述べました。
さらに「規制改革こそ、成長戦略の"1丁目1番地"。私は、成長のために必要であれば、どのような岩盤にもひるむことなく立ち向かっていく覚悟だ」と、今後も改革を進めていく力強い決意を表明しました。
また安倍総理は、「"民間活力の爆発"、これが成長戦略のキーワードだ。停滞の20年から再生の10年へ。成長戦略によって、日本経済大きく転換していく」と述べ、企業などの民間活力を最大限引き出すことで、賃金上昇や家計の潤いを生み出す道筋を示しました。
成長戦略第3弾の骨子は、以下の通り。

○成長戦略第3弾の骨子

●規制改革こそ成長戦略の「一丁目一番地」
●成長戦略第3弾のキーワードは「民間活力の爆発」
●消費者の安全性を確保しつつ、しっかりしたルールの下で全ての一般用医薬品(市販薬)のインターネット販売を解禁
●「国家戦略特区」を創設
●電力関係投資を今後10年間で30兆円規模に拡大
●農林水産物・食品の輸出を現在の約4500億円を2020年に1兆円に拡大
●世界大学ランキングを今後10年間で100位以内に10校以上
●官民パートナーシップ(PPP)、PFIの両事業を推進し、今後10年間で12兆円規模に
●1人当たり国民総所得(GNI)を10年後に150万円増加