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お知らせ

大島副総裁「消費増税議論への影響を危惧する」 小沢裁判の控訴決定を受けて

2012年05月09日

大島理森副総裁は、小沢一郎元民主党代表への無罪判決に対して、検察官役の指定弁護士が控訴することを決定したことについて、「社会保障と税の一体改革という大変大事な論戦をしないといけないときであり、(野田総理は)政治生命をかけてこの問題を決着すべきだ。このままほっておくと、あらゆる障害を生む可能性がある」と述べ、野田総理や民主党の政治とカネに対する倫理観のなさが、今後の消費増税論議に影響を与えることを危惧しました。

また、民主党の輿石幹事長が、控訴決定を受けても党員資格停止の解除を取り消さない意向を示していることについては、「ますます民主党として、小沢元代表に証人喚問に応じさせ、堂々と説明させる義務がある。国民は、民主党の倫理観を厳しく見ている」と、小沢氏が民主党の党籍を回復したことで、より一層、民主党としての自浄能力を発揮すべきとの認識を示しました。