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政策

イラン産原油削減方針 政府内食い違い
外交・国防合同部会

2012年01月17日

外交・国防合同部会は17日、会議を開き、安住財務大臣が、米国のガイトナー財務長官に対し、イランの核問題に伴う経済制裁で、イランからの原油輸入を削減する方針を表明したことについて、関係省庁から説明を受けました。

安住大臣の発言を巡っては、野田総理が「個人的な話」と打ち消し、玄葉外務大臣も「安住氏自身の考えで述べた」と発言するなど政府内の見解が大きく食い違っています。

会議のなかで、小野寺五典外交部会長は、「米国に間違ったメッセージが伝われば大変なことになる」と懸念を表明し、議員からは「財務大臣の個人的な発言などあり得ない。関係省庁で協議をしたのか」など批判の声が相次ぎました。