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政策

1都7県の議会議長が原発事故被害で谷垣総裁に緊急要望

2011年04月07日

1都7県の議会議長が原発事故被害で谷垣総裁に緊急要望

谷垣禎一総裁は7日、東京電力福島第一原子力発電所の事故で影響を受ける福島県の佐藤憲保、茨城県の田山東湖、千葉県の鈴木良紀、東京都の和田宗春の4議長から緊急要望書を受け取った。党原発事故被害に関する特命委員長の額賀福志郎、同事務局長の梶山弘志の両衆院議員が同席した。

要望書は福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川の各県会議長と東京都議会議長の連名で6項目からなり、(1)厳しい基準となっている食品衛生法の暫定規制値の早急な見直し(2)農林水産物の出荷制限の判断基準の見直し(3)風評被害を被っている事業者に対しての補償基準の明確化と早急な仮払い――などを求めている。

谷垣総裁は「政府もわれわれの提言を真剣に検討してもらっている」と述べ、今後の政府への提言に今回の要望を反映させたい考えを示した。