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政策

「ガソリンがなくて避難できない」被災地の実情を訴える
東日本巨大地震緊急災害対策本部

2011年03月17日

「ガソリンがなくて避難できない」被災地の実情を訴える 東日本巨大地震緊急災害対策本部

東日本巨大地震緊急災害対策本部は17日、6回目の会議を開き、被災地を地元とする国会議員から現地の被害状況について説明を受けた。共通して強調したのは石油、ガソリンなど燃料の不足した現状だ。「現地は、大変寒いのに、暖房がない。電気もガスも水道もないので、ローソクの明かりで何とか過ごしている」「原発が危険な状況にあるが、ガソリンがなくて避難できない。

ガソリンさえあれば、友人、知人、親戚を頼って避難できるが、ガソリンがないため避難ができない」と深刻な訴えが続いた。また、「電気は復旧してきたが、水がない」と水不足を訴える議員も多かった。谷垣禎一総裁は「政府の足らざるところは、自民党が補っていく。こういう気概で取り組む」と述べた。