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政策

平成27年度予算が成立 経済の好循環を全国に

平成27年4月9日

平成27年度予算が成立 経済の好循環を全国に

 平成27年度予算(一般会計総額96兆3420億円)が4月9日、参院本会議でわが党などの賛成多数で可決され、成立した。
 27年度予算は26年度補正予算と合わせて、経済再生と財政健全化の二つを同時に達成するための予算。歳出面では地方創生や少子化対策などのわが国が抱える諸課題に対応する内容を盛り込んでおり、歳入面では新規の国債発行額が6年ぶりに40兆円を下回り、この結果基礎的財政収支(プライマリー・バランス)の赤字額が大幅に改善して27年度の赤字半減目標を達成する。
 27年度予算は昨年12月の総選挙後の編成となり、今通常国会では緊急経済対策を盛り込んだ26年度補正予算の審議・成立を優先したことなどを受けて、新年度に入ってからの成立となった。ただ、すでに暫定予算を編成・成立させて、4月11日までの必要経費としては対応しており、予算の空白を作ることなく暫定予算の期限内の成立となった。新年度予算の速やかな執行によって、アベノミクスをさらに推進するとともに、経済の好循環を全国に広げる。