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政策

サンゴ密漁に厳正な対処と抗議を
党外交・国土交通・水産・国防合同部会

平成26年11月5日

外交・国土交通・水産・国防合同部会

中国船によるサンゴ密漁を受けて、党外交・国土交通・水産・国防合同部会は11月5日、政府に厳正な対処と抗議を求めることを決めました。
小笠原諸島周辺海域では9月中旬以降、サンゴの密漁が目的と見られる中国漁船がわが国の領海と排他的経済水域(EEZ)に立ち入り、11月3日には205隻が確認されました。これまでに中国船船長5人が漁業法違反などで逮捕されています。
この日の会議では「実効性のある政府の対応が急務」として、関係機関の船舶・人員の増派や徹底的な検挙、罰則の強化、より高いレベルでの中国政府に対する抗議や働きかけをするよう政府に求めることを決めました。
また、従来から小笠原諸島周辺の警戒監視体制の脆弱性が指摘されていることを踏まえ、取り締まり体制の増強や大型船舶が入港可能な港湾の整備や飛行場の設置、レーダーの配備などもあわせて求めることとしました。