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メールマガジン 2016.3.18 Vol.727

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    ┌───┐
    │\_/│ 第83回定期党大会特集号  JIMIN News Packet    
    └───┘    

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【2016.3.18 Vol.727】


◆第83回定期党大会特設ページ
 → https://www.jimin.jp/aboutus/convention/index.html 

◆選挙情報
 → https://www.jimin.jp/election/index.html#election-each       
◆党執行部記者会見
 → https://www.jimin.jp/news/press/index.html      
◆党所属国会議員のメディア出演
 → https://www.jimin.jp/activity/media/index.html   
◆党所属国会議員・役員情報
 → https://www.jimin.jp/member/   

===INDEX===
【1】参院選必勝に向け総決起 安倍総裁が力強く決意表明 
【2】「自公政権対民主・共産勢力との戦い」安倍総裁あいさつ<全文>
【3】来賓あいさつ<要旨>
      (山口那津男・公明党代表/榊原定征・経団連会長)
【4】ゲストスピーチ<要旨>
     梶田隆章・東京大学宇宙線研究所所長
             (2015年ノーベル物理学賞受賞)
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【1】参院選必勝に向け総決起 安倍総裁が力強く決意表明
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わが党は3月13日、第83回定期党大会を都内のホテルで盛大に開催
しました。
大会には全国から党員・党友ら3500人が参集。冒頭、東日本大震災から
5年の節目にあわせ、出席者全員で犠牲者となった方々に対して黙とうを
捧げるとともに、復興の加速化に全力で取り組むことを再確認しました。
このあと議長団を選出し、谷垣禎一幹事長が党務報告。今年の運動方針案や
党則改正案、予算・決算報告などを満場一致で了承しました。
来賓として会場に駆け付けた公明党の山口那津男代表は「参院選に勝利して
安定政権の下、必ずや国民の期待に応えていこうではないか」と主張。
日本経済団体連合会の榊原定征会長も「重要政策課題を確実に前に進める
ため、できる限りの支援・協力をしてまいりたい」と述べました。
ゲストスピーチは、昨年ノーベル物理学賞を受賞した東京大学宇宙線
研究所所長の梶田隆章氏が務めました。同氏は「科学技術創造立国の
実現には人材の育成が急務」として、高等教育に対する国民の理解が
不可欠との見解を示しました。
議事終了後、今夏の参院選必勝に向けた決起大会を華々しく挙行しました。
演説の中で安倍晋三総裁は、野党が連携する動きについて「選挙のため
だったら何でもする。誰とでも組む。こんな無責任な勢力に負けるわけには
いかない」と痛烈に批判。「今年の戦いは政治に、国民に責任を持つ
自公連立政権対民主・共産の勢力との戦いになる」と強調し、自らが
先頭に立って選挙戦を勝ち抜く決意を表明しました。
続いて参院選候補予定者が一人ひとり舞台に登壇し、安倍総裁を固く握手。
選挙権年齢の引き下げで、今年6月から18歳と19歳の若者が新しく
有権者に加わることにちなみ、党東京都連学生部メンバーらの発声で
ガンバローコールを三唱し、会場の熱気は最高潮に達しました。

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【2】「自公政権対民主・共産勢力との戦い」安倍総裁あいさつ<全文> 
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【はじめに】

第83回自由民主党大会にあたり、党総裁としてごあいさつ申し上げます。
本日、全国各地域が常に自由民主党を力強く支えていただいている皆さまに、
大変お忙しい中、こうしてたくさんの皆さまにお集まりいただきました。
まずもって、党を代表してご参集いただいた皆さまに厚く厚くお礼を
申し上げます。
そして、先ほど表彰された皆さま本当におめでとうございます。
皆さまのように、いい時も悪い時も、厳しい時も困難な時も、どんな時も
自由民主党を支え続けていただいた皆さまのお力でわれわれは昨年60年の
歴史を刻むことができました。
そのことを決して忘れずに、国民の信頼あっての自由民主党であることを
胸に刻み、これからも謙虚にしっかりと歩みを進めて参ります。

先ほど与党・公明党の山口那津男代表から、温かいごあいさつをいただき
ました。本当にありがとうございます。風雪に耐えた、自民党、公明党の
連立政権の基盤の上に今後も着実に実績を積み重ねてまいります。
そして経済界を代表して今年も、経団連の榊原会長から力強い
ごあいさつをいただきました。一昨年、そして昨年に続き、今年の4月も
賃上げ、かつみんなが喜ぶような賃上げをぜひお願いをしたいと思います。
本当にいつもありがとうございます。前もってお礼を申し上げたい、
こう思う次第です。

【震災復興】

さて、2日前の3月11日は、あの東日本大震災から5年の節目の日で
ありました。まずもって皆さまとともに貴い命を失ったすべて方々に
哀悼の誠を捧げたいと思います。
あの日は私たち日本人にとって忘れ得ぬ日となりました。あまたの人々が
命を失い、たくさんの人たちが愛する人を失いました。
「なんで助けることができなかったのか、そればっかし考えている」と、
避難所で、息子さんの写真を私に見せながら、そう語ったお父さんの言葉が
今も耳に残っています。遅々として進まない復興、避難所で苦しむ人々を
前にして私たちは野党であることの無念さに震える思いでありました。
特に、被災地の議員たちは、また被災地で落選中だった仲間たちは本当に
悔しかったと思う。あの時私たちは、あらためて、野党となったことを
深く深く反省し、そして政治がリーダーシップを発揮して、
復興を成し遂げるためには、政権を奪還しなければならない。
こう決意を新たにしたところであります。
私たちは政権復帰後ただちに復興の大臣のもと、省庁の縦割りを打破し、
現場主義を徹底し、復興に取りかかりました。あれから3年、政権復帰後、
計画すらなかった高台移転は、すべての工事が着工し、
この春には全体の75%、300の地区で造成が完成します。災害公営住宅は
来年の春までに、全体の85%、25000戸が完了する見込みであります。
農地の75%が作付け可能となり、この春にはほぼすべての漁港が
復旧いたします。東北の地についても、次々と新しい産業の芽が、
生まれ初めています。ふるさと東北を愛する方々の情熱によって復興は
着実に前進しています。
しかし同時に、仮設住宅で困難な生活を強いられている方々がたくさん
いらっしゃることも事実であります。
そして原子力災害によって、ふるさとに戻れない辛い日々を送っておられる
方々がたくさんおられることも承知しています。
愛する家族を、愛する友人を失い、なんで私たちなんだ、と天を仰いだ
その悲しみはそう簡単に癒えることはないでしょう。
被災された皆さんのこの5年間の歩みは、困難でつらいものだったと
思います。その被災者の皆さんの心に寄り添いながら、私たちはこれからも
確実に復興を進めて参ります。
住まいの復興、生業の復興の力を入れ、心のケア、心身のケアにも全力を
尽くしてまいります。「東北の復興なくして、日本の再生なし」。
この5年前の私たちの誓いを新たにし、そう責任を果たしてまいります。

【アベノミクス】

世界経済が不透明さを増しています。世界的なリスク回避の動きによって
日本市場も大きく変動しています。ここぞとばかりに「アベノミクスは
失敗した」と、こう野党が批判をしています。
皆さん、果たしてそうでしょうか。それが間違っていることは事実が、
数字が証明しています。2012年の政権奪還総選挙、私は、国民のみなさまに
こう約束をしました。
デフレ不況によって、失われた国民総所得、50兆円を私たちは取り戻します。
もうすでに40兆円奪還しました。今年度中に50兆円を取り戻すことが
できる見込みになっています。
経済において、政治にまず求められることは働く場、雇用をつくることで
あります。われわれが政権をとって、110万人以上雇用は増えました。
中小企業・小規模事業者を中心に企業の倒産件数は、民主党政権時代よりも
約3割減少したんです。有効求人倍率は24年ぶりの高い水準になっている。
これは大都市を中心としているのではないんです。
全国で有効求人倍率1以上、つまり1人の求職者に対して1人分以上の職が
ある状況。この有効求人倍率1以上だった都道府県は民主党政権時代は
8つだった。今どうなっているか、36の都道府県で皆さん、1を超えたん
です。
そして沖縄は残念ながらまだ0.99でありますが、過去最高であります。
必ず1になる日をわれわれも目指していきたいとこう考えています。
宿題であった正規雇用についても8年ぶりに増加に転じ、
26万人正規雇用が増えました。
実はこの3年間、15歳~64歳までの生産年齢人口は335万人減少しました。
335万人生産人口が減る中で、私たちは26万人正規雇用を増やすことが
できたんであります。
昨年は正規雇用の方が非正規よりも増えて、これはなんと21年ぶりの
ことであります。
この4月高校を卒業し就職するみなさんの内定率は25年ぶりの高水準。
大卒者は8年ぶりの高い水準になってます。最低賃金は3年連続
大幅に上がり、その結果、パートで働いている皆さんの時給は過去最高に
なっています。
アベノミクスとは何か。それは雇用を増やし、収入を増やしていくことで
あります。私たちの進めてきた経済政策は間違いなく結果を出しています。
これからはさらに若い皆さんも、高齢者の皆さんも、女性も、男性も、
難病のある方も、あるいは障害をもっている方々、一度二度三度失敗した
人たちも皆が活躍できる1億総活躍社会をつくり、そして成長と分配の
好循環を回しながら、名目DGP600兆円に向かって歩みを進めていく
考えであります。

【地方創生】

先ほどノーベル賞を受賞された梶田先生から才に富むスピーチを頂きました。
お礼を申し上げたいと思います。
これからも研究環境を特に基礎研究についてしっかりと応援をして
いかなければならないとこのように新たに思いをしたところでございます。
日本人の勤勉さが世界的な大発見につながった。日本人として本当に誇りに
思います。
梶田先生は埼玉県ご出身で、埼玉大学のご出身であります。
同時期にノーベル賞を受賞された大村先生は、山梨大学のご出身です。
埼玉県の皆さま、山梨県の皆さまおめでとうございます。
来年はぜひ私の地元、山口大学にも頑張ってもらいたい。
こう思っているんです。お2人に限らず日本のノーベル賞の受賞者は
地方大学出身者が多い、これはみなさん日本の特徴なんです。
この地域にある知の拠点をもっともっと生かして、新たな価値を作り出し、
イノベーションを起こしていきたいと思っています。
私たちが進めている地方創生は、この地方の可能性を、地方の皆さんが
主役となって開花させていく。これを国が応援をしていくという新しい
チャレンジであります。
地方にはまだまだ多くの可能性が眠っています。3年連続海外からの
旅行者の数は過去最高となり、たった3年で倍以上に増えました。
佐賀では、ドラマや映画で紹介されたこともあり、2年でタイからの
宿泊者が10倍になったそうであります。
岡山では商店街に免税カウンターを作った結果、毎日外国人が訪問して
いる。
なぜかボールペンが大変人気であるそうでございます。
われわれは規制改革を進め、免税店の数を3倍、3万店に増やしました。
地方にもどんどん免税店ができています。1年間に3兆円も使う外国人
観光客の増加は、地方にとっても間違いなく大きなチャンスであります。

【農業新時代へ】

特に地方には世界に誇るべき農林水産物があります。
3年前、この党大会で私はTPP交渉に参加するにあたって、
日本の農林水産業を守ります。こうお約束をしました。このお約束は必ず
果たしてまいります。
毎日、土や海や森と向き合い、地域を守り、美しい田園風景を守り、
伝統や文化、美しい日本を守ってきたのは地方にあって、
農林水産業に従事する皆さんです。
農は国の基、しかし、戦後1600万人おられた農業従事者は現在200万人。
平均年齢は66歳を超えています。大切な農業を守っていくためには、
私たちは農政の改革を進めなければなりません。
この農政の改革を、農業の改革を進める中で、直近で40歳代以下の
新規就業者は2万人以上になり、これはこの8年間で最も多い数であります。
また、3年連続、農林水産物の輸出は過去最高となり、7000億円を
超えました。
3年前に私は日本の農林水産物の輸出を2020年までに1兆円にします。
こう宣言した時、一部マスコミ、野党は絶対にそんなことは絶対できない、
こう批判しました。最初からあきらめていては批判ばかりしていては皆さん、
何も生み出すことは、何も成し遂げることはできません。
この1兆円目標を2020年に前倒しして達成して参ります。
若い皆さんが農業に夢や希望を託せる農業新時代を皆さまとともに
作り上げて参ります。

【日本人の命と幸せな暮らしを守る】

昨年は敗戦から70年の節目の年でありました。
先の大戦では祖国の行く末を案じ、家族の幸せを願いながら300万余の
日本人が尊い犠牲となりました。
この尊い犠牲の上に、現在の私たちの平和と繁栄があります。
この重さをかみしめながら、私たちは日本人の命と幸せな暮らしを、
日本の領土と領空、そして美しい海を守り抜いていくという大きな責任が
あります。そのための平和安全法制でありました。
安全保障の議論は常に国論を二分します。日米安全保障条約改定時、
またPKO法制定時、昨年の平和安全法制制定時と同じように、
日本は戦争に巻き込まれる、徴兵制が始まる、無責任な批判が展開され
ました。
しかし、私たちの先輩たちは、それにたじろぐことなく、毅然として決断を
してきました。その決断が正しかったことは歴史が証明しています。
平和安全法制もそうであります。先般、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際、
日米は従来よりも増して緊密にしっかりと連携して対応することが
できました。
日本を守るためにお互いが助け合うことができる同盟は、
その絆を間違いなく強くしたんです。
この平和安全法制を、民主党は共産党とともに、廃止しようとしています。
皆さまご承知のように、共産党の目標というのは自衛隊の解散、
日米安保条約の破棄であります。
その共産党と手を組んで、民主党が平和安全法制を廃止したら、
せっかく国民を守るために強化されたこの日米同盟の絆は、
大きく損なわれてしまうんです。損なわれたあと、抑止力が大切だとは
知らなかった。そう言ってもそれは後の祭りであります。
あの時よりも、はるかにはるかにはるかに大きなダメージを受けることに
なります。選挙のためだったら何でもする。誰とも組む。こんな無責任な
勢力に私たちはみなさん、負けるわけにはいかないんです。

【最後に】

今年の戦いは、政治に国民に責任を持つ自民党、公明党、連立政権対、
こうした民主党、共産党、民共の勢力との戦いになります。
3年前、日本の政治は迷走し、そして経済は低迷し、日本を重く暗い空気が
覆っていました。再び、ねじれ国会に陥り、あの時代に戻しては
なりません。
今年18歳、19歳の若い皆さんが、初めて1票を投じます。
この若い皆さんたちに、この若い人たちの未来に、責任を持つことが
できるのは、皆さん、私たち、自由民主党であります。
皆さん、まず北海道5区の補欠選挙、そして夏の参院選挙、
この若い皆さんの未来のために、日本のために戦い抜いていこうでは
ありませんか。そして輝く日本をつくっていこうではありませんか。
ともにがんばりましょう。どうぞ皆さま、よろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。

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【3】来賓あいさつ<要旨>
      (山口那津男・公明党代表/榊原定征・経団連会長)
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■山口那津男・公明党代表挨拶

昨年は結党60年を記念する節目の大会が開催されました。いよいよこの夏の
参院選に向かってスタートする、大事な今日の大会だと思います。
私たちはこれまでいろいろな試練にさらされてきました。
私たちが再び政権を取り戻して3年余り、これまでの教訓を胸に、
政治が安定してこそ国民の期待に応えられるということを深く肝に銘じて
政権運営を行ってきました。
この間、アベノミクスの名のもとに経済の進展が確実に生じてきました。
その着実な営みを生かして、新しいステージに向かおうとしています。
一億総活躍社会。これからはこれまでの成果を経済の成長のみならず、
分配にも生かして、成長と分配の好循環を作ろうという新たな目標を
掲げました。
国民は自分たちの社会保障が将来どうなるか、介護や医療は大丈夫なのか、
子育てが未来の世代を育てるに足るものなのか、そのような身近な、
将来にわたっての大事な課題に心を傾けています。
私たちの政権は、そうした国民の期待する課題、直面するテーマに、
真摯に向き合って、それを着実に実行していくことが使命だと、
改めて誓い合いたいと思います。
夏の参院選はまさに政治の安定を目指して闘う選挙となります。
これまでの私たちの営みが正しく評価されることを望む次第ですが、
脇を絞めて臨みたいと思います。
両党の協力がかみ合い、参院選に勝利して、安定政権のもと、国民の期待に
応えていこうではありませんか。

■榊原定征・日本経済団体連合会会長

安倍政権のもとで、日本経済は着実に回復を遂げています。
長かったデフレからの脱却ももうひと息というところに来ています。
その結果、国民の間に、将来に向けての明るい希望や期待が生まれ、
企業も成長に向けての自信と展望が持てるようになりました。
内政面では、震災復興の加速、財政健全化への道筋も描かれ、
岩盤規制改革等など、実に数多くの実績を挙げています。
外交面でも、安倍政権は積極的な平和外交、経済外交を展開してきました。
国際社会におけるわが国のプレゼンスは確実に、格段に高まっています。
経済界は安倍政権の経済政策、内政、外交・安全保障の取り組みを支持し、
高く評価しています。
今通常国会の施政方針演説で、安倍総理はこの3年間の内政・外交の実績の
上に、今後とも困難な課題に真正面から挑戦する、結果を出していくと
大変力強く表明されました。経済界としてはこれを大変心強く思っています。
安倍総理には引き続き経済最優先で政策運営を行っていただきたい。
今年5月に伊勢志摩サミットが開催されます。
安倍総理には、世界経済の安定化と持続的成長に向けて、力強いリーダー
シップを発揮していただきたい。経済界としてもしっかりとバックアップ
していきたい。
夏には参院選が予定されています。重要課題を前に進めていくためには
政権基盤の安定が不可欠です。この観点から、経済界としてもできる限りの
支援、協力をしてまいりたい。

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【4】ゲストスピーチ<要旨>
    梶田隆章・東京大学宇宙線研究所所長
             (2015年ノーベル物理学賞受賞)
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本日は長年研究してきた素粒子ニュートリノの研究と将来について
話したいと思います。
ニュートリノ研究のきっかけは、1981年に大学院進学と同時に、
当時準備中だった観測施設「カミオカンデ」の実験に参加したことでした。
博士論文を書き終えて半年くらい後に、カミオカンデの研究データを
見ていて、ひとつの種類のニュートリノが予想より少ないことに偶然に
気が付き、その解明に専念することになりました。
それについて調べ、論文にして公表すると、世界の他の二つの実験で
否定的な結果が得られました。その時に「2対1」で即負けと考えなかった
のは、自分たちのデータへの自信と、科学者として真実を知りたいという
思いがあったからです。
結局、この問題に決着がつけられたのは、「スーパーカミオカンデ」という
次の実験装置が作られたことが大きいと思います。
この世界一の装置を用いることで、ニュートリノに小さい質量があると
いう、今までの素粒子理論の枠組みを超えた新たな突破口を発見する
ことができました。
なぜ、ニュートリノ研究が成功したか。100人を超える共同研究者が
基礎科学研究にかけた情熱、チームとして建設と研究を一体となって
進められたことなどが重要だと思います。
また、当初から国際共同研究としてスタートし、国際的な研究者
コミュニティで高く認知されてきたことも大きな要因です。
日本が科学技術創造立国として世界に伍していくには、国民が広く
高等教育を理解し支えていく雰囲気がつくられていかなければならないと
考えます。
高等教育へのサポートをお願いしたい。基礎研究をしているわれわれは
人類の知の地平を広げるような貢献をしていきたいと思います。
そのような人類への貢献を目指す多くの若い人が総活躍できる日本社会で
あってほしい。それらを通して、日本を世界から尊敬される国にしたいと
思います。そのためには人材の育成が重要であり、それが大学に課された
使命だと考えます。

■次回の配信は3月25日(金)の予定です 
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       ■編集&発行■自民党広報本部ネットメディア局     
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