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党大会

平成24年 谷垣 禎一 総裁 年頭演説

「偽りの政権」に終止符を

昨年は東日本大震災に見舞われた苦難の年でした。

わが党は、それぞれの地域、コミュニティーに根をおろした政党で、組織をあげて、被災地の方々に寄り添い、民主党政権にも協力すべきは協力して、懸命に復旧復興に取り組んできました。

しかし、この間、民主党政権の対応はあまりに遅く、拙く、いらだたしく、あきれることばかりでした。

これ以上、危機管理の乏しい民主党政権にまかせるわけにはいきません。民主党政権に代わって、人々の暮らしが甦って、笑顔が戻ってきますよう、東北をはじめとする被災地の再生に向けて一層の力を注いでいく所存です。

いよいよ政治決戦の年です。一刻もはやく、衆議院の解散、総選挙に追い込んで、政権を奪還しなければなりません。そうしなければ、取り返しのつかない国家危機に陥ります。

先の総選挙で、民主党は「国民生活が第一」「コンクリートから人へ」と耳当たりのいいマニフェストやスローガンを掲げ、政権を奪取しました。あのとき民主党は、予算のむだを省くことなどで16.8兆円の財源が生み出せる、子ども手当をはじめ、バラマキとしか思えない新規政策にそれをそのままあてる、消費税の税率なんてあげなくてもできると謳いあげていました。それがいま、野田政権は、消費税を10%に上げるべく、この国会に法案提出をめざしています。総理は「どの党ももはや先送りできないテーマ」などと言い募って、密室談合の協議を持ちかけてきました。

わが党は、さきの総選挙や参議院選挙で、消費税を引き上げないと国家が成り立っていかないと堂々と国民に訴えて戦いました。民主党にせめて政治的良心があるなら、総選挙をやりなおし、こんどはうそをつかずに国民の審判を仰いだらいかがですか。わたしたちは一刻も早く、「偽りの政権」に終止符を打ち、政権の正統性を回復する総選挙を求めます。

「信なくば立たず」で総選挙に臨む

いまの民主党ほど、信を裏切っている政権はありません。

八ツ場ダム建設中止宣言で流域住民を混乱させました。「最低でも県外」と述べ、県民を惑わせた普天間基地移設問題も、結局は「県内移設」に進んでいます。

月額2万6千円の子ども手当、月額7万円の最低保障年金、高速道路無料化と、財源をわきまえないスローガンが並び、ポピュリズム政策のオンパレードです。これらが次々と挫折し、マスコミは「マニフェスト総崩れ」と評しています。

野党2年5カ月の試練を経て、再び政権を担うべく、力が湧きあがってくるのを感じます。われわれの基本理念、自助を基本として共助、公助を組み合わせていく政策の正しさを確信します。

皆で支え合う「絆社会」の建設に向けてがんばります。

社会保障の充実や雇用の創出に加え、国民の共有できるエネルギー政策も重要です。

今年、アメリカ、ロシア、フランスではトップリーダーの選挙が行われ、中国でも指導部が交代し、北朝鮮では既に交代がありました。わが国は、日米関係を基軸に確かな進路を定めていかなければなりません。

民主党政権は、拉致、尖閣諸島、TPPと未熟な外交を展開し国益を損ねてきました。「日本らしい日本の確立」を掲げたわが党の綱領こそ、わが国の平和と繁栄をもたらす導きの糸となるものです。

今年の4月28日は、わが国が占領から独立し、主権回復60年の記念の日で、その日に向けて、憲法改正への具体的構想を練って、一歩前進を図っていかなければなりません。

「信なくば立たず」。わたしはもう一度、この言葉をかみしめて、総選挙に臨みます。こころを一つにしてがんばりましょう。愛する郷土のために、日本のために、そして世界のために。

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