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党大会

ゲストスピーチ
宮城県女川町長 須田 善明 氏

本当に想像し得ないような災害が私たちの郷土を襲いました。これからもさまざまなお力をいただかなければならない状況ですが、美しかったふるさとの姿を取り戻すために闘っていきたい。

3月11日の巨大地震と巨大津波によって、わが町は住宅の3分の2が全壊流出しました。小学校が3つあり、県内では一番早く再開しました。そのひとつで、児童を集めた初めての朝の集会のとき、校長先生が何を話そうかと考えたときに、巨大地震にも負けずに立っていた校庭の大きなヒマラヤ杉、それがなぜ倒れなかったのかを子どもたちに考えてもらおうと思ったそうです。

ある男子児童は強く深い根が地面にしっかり張っていたからだと思いますと、またある女子児童は何千人もの卒業生や多くの人たちがやさしく温かい眼差しで見守ってきたからだと思いますと答えたそうです。なぜ、そう思ったのかは聞くことではないでしょう。そこから私たちが何を感じようとするのかが大切だと思います。

もうひとつ、子どもたちの姿を紹介します。震災後に、学校で、今の気持ちや、これから自分たちは未来にこうするんだという絵を描いてくださいと言われたときに、ある男子児童が書いた詩があります。「女川は流されたのではない/新しい女川に生まれ変わるんだ/人々は負けずに待ち続ける/新しい女川に住む喜びを感じるために」。

子どもたちは、間違いなくふるさとが再生していくことを信じているんです。われわれ大人が、彼らが信じようとする社会をつくって、次の世代、さらにその次の世代に引き継いでいかなくてはなりません。

政党も政治も、あるべき社会をつくるために存在しているのです。その、実現しようとする社会を、われわれは身を捨ててでも国民に問うていくんだという覚悟があってこそ、多くの人々にその思いは通じていくのではないかと思っています。

自民党が描くべき社会の姿がシンプルに凝縮されているのが党歌「われら」だと思います。この歌詞に表されているものこそ、本当に多くの日本国民が思っている日本社会の姿だと思います。

早晩、日本の行く末に対する問いかけを国民になす場が来るのだろうと思いますが、全国の多くの皆さんが深く地に根を張りふんばっていただき、日本の将来を支える大きな太い幹になっていただけるものだと思います。先程、お話したヒマラヤ杉のように。

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