interview 01

人口減少をチャンスに変えるには

加藤 鮎子議員 学生副部長・山形3区

今日はリラックスした雰囲気でいきましょう。

少子高齢化、人口減少という言葉は日々聞きますが、僕には今ひとつピンときません。本当に日本の人口がそんなに減っていくのか、またそのことで日本にどんな影響があるのでしょうか。

野村 有希さん 22歳 東京都在住・都内出身
鈴木 馨祐議員 青年局長・神奈川7区

首都圏と一部の地域を除いて、全国のほとんどで人口が減っているのは確かです。「人口減少社会」は、高齢者を支える働き手世代の割合が低下するわけですから、国の財政や経済活動にとってリスクになるし、当然ですが人口が減るよりは増えたほうがいいとは思います。ただし、減ったからこのまま日本はダメになるかというと、決してそうではありません。たとえば、現在、日本にある1億2000万個の頭脳がフルに活躍できているかといえば、そうではない。現在の経済社会システムを抜本的に見直し、国民一人ひとりがフルに活躍できるようにすれば、むしろチャンスに変えられると思います。

僕も人口が減ることを嘆いてばかりいたって前に進めないと思います。でも、そのためにどんな環境をつくればいいとお考えですか。

野村 有希さん 22歳 東京都在住・都内出身
村井 英樹議員 2020年以降の経済財政構想小委員会事務局長・埼玉1区

これまでは、新卒で会社に入って60歳まで過ごし、定年後は余暇を楽しむといった1本のレールがあり、それに合わせた制度がうまく機能してきました。しかし「人生100年」と長寿命化する日本において、その制度は多様なニーズに応えきれていません。私は、とくに若いうちはいろんな生き方があっていいと思う。政治や社会が用意した一つの生き方に個人が合わせるのではなく、一人ひとりのチャレンジを政治がサポートしていくようにしたい。

私たち世代は「ゆとり世代」と言われてて、今は「さとり世代」笑。欲がないのが特徴なんですが、あいにく私は違うのでチャンジを応援してもらえるならありがたいです。

前原 茉莉さん 23歳 東京都在住・群馬出身
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